無観客は寂しかった…大関確実の朝乃山「常に優勝争いに関わりたい」

無観客は寂しかった…大関確実の朝乃山「常に優勝争いに関わりたい」

記者会見で質問に答える朝乃山(23日)=代表撮影

 大相撲春場所で大関昇進を確実にした関脇朝乃山(26)が千秋楽から一夜明けた23日、大阪市内の高砂部屋宿舎で記者会見を開き、「まだあまり実感は湧いてこないけど、素直にうれしい」と笑顔で語った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初めて無観客で開催された異例の場所については「これまで声援を受けて(相撲を)取ってきたので寂しかった」としみじみ振り返った。お祝いムードとなる一夜明けの記者会見も、感染防止のため少人数の代表取材となった。

 富山県出身で、近大を経て角界入り。初土俵、新十両も春場所で迎えてきた。学生出身力士では、母校の先輩でもある師匠の高砂親方(元大関朝潮)らに続く8人目の大関昇進となり、「第二の故郷、大阪で決めたことはうれしいですね」と話した。

 昨年夏場所で初優勝を決めたが、その後もいたってマイペースだった。新小結で迎えた同年九州場所は「とりあえず勝ち越し」、新関脇で臨んだ今年初場所は「2桁勝利」と少しずつハードルを上げてきた。大関という地位を前に、「下(の番付の力士)には負けられない。常に優勝争いに関わるよう頑張りたい」。ようやく景気の良い言葉が口から出た。

 記者会見に同席した師匠は「(今場所)11番(11勝4敗)で上げてもらうのはラッキー。みんなが期待してくれていると思って精進しないといけない」と、さらなる成長を期待していた。

 昇進は、25日の夏場所番付編成会議と相撲協会臨時理事会で正式決定する。

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