貴景勝、九州場所の出場明言 負傷の左胸回復「優勝狙う」

貴景勝、九州場所の出場明言 負傷の左胸回復「優勝狙う」

新しい稽古場のてっぽう柱を打つ貴景勝(中央)。九州場所出場を明言し、ピッチをあげていく

 大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)で大関に復帰した貴景勝=千賀ノ浦部屋=が29日、福岡県篠栗町の千賀ノ浦部屋で稽古を行った。秋場所千秋楽の優勝決定戦で肉離れした左大胸筋は順調に回復。九州場所は「出ます。大関に戻ったからには優勝を狙わないといけないし、優勝しないといけない」と、出場の意向を示した。

 秋場所後は左胸の治癒に努め、秋巡業には16日から合流した。相撲を取る稽古こそ控えているが、この日はてっぽうや四股で汗を流し、若い衆のぶつかり稽古で胸を出した。「だいぶ良くなってきた」と満足げで、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)も「相当良い。思ったより治りが早い」と太鼓判を押した。

 小結だった昨年九州場所は13勝2敗で初優勝。「何も背負うものがなかった。人生のターニングポイントになった」と振り返った。験の良い場所に向け、「今年も自分にとって良い分岐点にしたい」と力を込めた。

 千賀ノ浦部屋は今年、九州場所で使用する宿舎の近くに稽古場を新設した。昨年までは屋外で稽古していたが、雨風をしのげるようになった。貴景勝も「寒くないからやりやすい」と歓迎。整った稽古場で精進し、2年連続の優勝を目指す。(浜田慎太郎)

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