白鵬ばったり 2日連続で金星配給 大相撲初場所

白鵬ばったり 2日連続で金星配給 大相撲初場所

【大相撲一月場所(初場所)3日目】?白鵬(つきおとし)妙義龍○=両国国技館(撮影・土谷創造)

 館内にまたも座布団が舞った。2日連続で金星を配給した白鵬は悔しそうに顔をゆがめ、舌を出しながら花道を引き揚げた。支度部屋では「足が流れた」と敗因をぽつり。連覇を狙うにはあまりに痛い黒星だ。

 立ち合い、白鵬は左足を出して踏み込んだ。脇を固めてぐっとこらえる妙義龍相手になかなか前に出られない。まわしに手が届かないまま圧力をかけると、相手がさっと左に動いた。つっかえ棒を外されたように、前にばったりと落ちた。

 昨年11月の九州場所で43回目の優勝。直後に優勝50回を目標に掲げるなど気力十分で、場所前も充実した稽古を積んできたはずだった。

 前日の遠藤戦は相手にうまく取られた感もあったが、この日はあまりにあっけない内容。土俵下の境川審判長(元小結両国)は「張り差しにいくのでもなく、上手を取りにいくでもない。(前日の敗戦が)尾を引いているのかも」と指摘した。

 白鵬が2日連続で金星を配給するのは平成30年初場所以来2年ぶり。この時は直後に休場している。今後に向けて、「明日は明日にならんとね」と覇気なく語った。

 鶴竜も北勝富士に敗れ、2横綱が相次いで平幕に敗れる波乱の1日となった。三役以上で勝ちっぱなしは関脇朝乃山だけ。上位陣にとって、苦しい土俵が続いている。(浜田慎太郎)

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