錦織圭、サービス好調なハリスにフルセットで敗退。2年ぶりのツアー4強入りならず〈SMASH〉

錦織圭、サービス好調なハリスにフルセットで敗退。2年ぶりのツアー4強入りならず〈SMASH〉

格上を次々となぎ倒しているハリスの勢いを止めることはできなかった。(C)Getty Images

男子テニスツアー「ドバイ選手権」(3月14日〜20日/アラブ首長国連邦・ドバイ/ハード/ATP500)では現地18日に行なわれたシングルス準々決勝に日本の錦織圭(世界ランキング41位)が登場。世界81位のロイド・ハリス(南アフリカ)に1−6、6−3、3−6のフルセットで敗れた。

 今大会は予選から出場したハリスは、193センチという長身を生かしたサービスと、強烈なフォアハンドが特徴の若手選手。2回戦では世界4位で第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、3回戦では同33位で第14シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)と格上選手を下して勝ち上がってきた。

 そんな好調なハリスに対し、立ち上がりからダブルフォールトやストロークのエラーなどで隙を見せてしまった錦織は、第2ゲームで被ブレーク。その後の第4ゲームでも、ラリーでいい形を作りながら、決め球でミスを犯すといったもどかしい失点が続き、0−4と2ブレークダウンとなる。

 対するハリスのサービスゲームは前評判通り非常に好調で、1stサービスの成功率、ポイント獲得率ともに90%近い数値を叩き出す。リターンに定評のある錦織でも、ここは成すすべなく1−6で第1セットを落としてしまった。
  第2セットでは、ストローク戦で攻め急がず、じっくりチャンスを伺うようになった錦織がほとんどのポイントを優位に進め、序盤とは真逆の展開に。第2ゲームでブレークを先行させると、第4ゲームでもハリスの強力なサービスを巧みにいなしてブレークを重ねて、「カモーン!」と大きな雄たけびを上げる。その後は1本ブレークを返された錦織だったが、6−3で第2セットを奪い取った。
 
 最終セットでは、互いに堅実なプレーを見せて中盤までは拮抗した展開となるも、錦織は第9ゲームで迎えたこのセット初めてのブレークピンチで、痛恨のエラーを犯してしまう。ハリスのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでは、やはり強烈なサービスに苦しめられ、2019年4月のバルセロナ・オープン以来となるツアー4強入りを逃した。

 勝利したハリスは次戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

構成●スマッシュ編集部

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