「敗戦から何を学ぶべきかわからない」連勝ストップの大坂なおみ、ショックに揺れる胸の内を吐露〈SMASH〉

「敗戦から何を学ぶべきかわからない」連勝ストップの大坂なおみ、ショックに揺れる胸の内を吐露〈SMASH〉

サッカリにまさかのストレート負けを喫した大坂は、「テニスの質が低かった」と唇をかんだ。(C)Getty Images

女子テニスツアー「マイアミ・オープン」(3月23日〜4月3日/アメリカ・マイアミ/ハード/WTA1000)は、現地3月31日に女子シングルス準々決勝を実施。世界ランキング2位で第2シードの大坂なおみが同25位で第23シードのマリア・サッカリ(ギリシャ)に0−6、4−6のストレートで敗れ、本大会自身初のベスト4入りを逃した。

 第1セットの第1ゲームから武器である1stサービスの確率に悩まされた大坂は、早々にブレークを奪われてしまう。その後も全く流れをつかめないまま第3・第5ゲームもサッカリにブレークされ、0−6でセットをダウン。第2セットでは大坂が一気に3ゲームを連取したが、終盤はサッカリのアグレッシブなストロークに押される展開が目立ち、4−6で振り切られた。昨年8月からの連勝(棄権を除く)は23でストップした。

 敗れた大坂は、試合後の記者会見で「今大会ではずっといいプレーができていない気がしていた。今日も自分はテニスの質が低かった」と振り返った上で、「彼女(サッカリ)は素晴らしいファイターだから簡単にはいかないだろうとは思っていたけど、今日の敗戦から何を学ぶべきなのかは、今はまだわからない」と、整理のつかない胸の内を露わにした。
  一方で大坂から金星を挙げ、マイアミ大会初のベスト4進出を果たしたサッカリは「自分のやるべきことをやれた。コーチとの戦略はうまくいったと思うし、試合前に話し合ったことをほとんどのゲームで実行できた」と、快勝の要因を分析した。

 今年2月の全豪オープンで優勝して以来、今大会が約1か月ぶりの公式戦となっていた大坂。試合勘が鈍っていたことも影響したのか、本調子とはいかなかったようだ。4月からは大坂自身が苦手とするクレーコートシーズンが始まる。次戦はマドリード・オープン(4月29日〜5月8日/スペイン・マドリード/クレー/WTA1000)への参戦を予定しているが、課題を克服した姿を多くのファンの前で見せてもらいたい。

文●中村光佑

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