世界3位ナダルが激闘となった錦織戦を分析!「ケイは素晴らしいレベルにある」〈SMASH〉

世界3位ナダルが激闘となった錦織戦を分析!「ケイは素晴らしいレベルにある」〈SMASH〉

フルセットの末に勝利を手にしたナダルが、錦織のハイレベルなプレー内容を高く評価した。(C)Getty Images

現地時間4月22日に男子テニスツアー『バルセロナ・オープン』(4月19日〜25日/スペイン・バルセロナ/クレーコート/ATP500)は、シングルス3回戦が行なわれ、世界ランキング3位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、同39位の錦織圭を6−0、2−6、6−2のフルセットで下し、同大会14度目のベスト8進出を果たした。

 ナダルは序盤からストローク戦で錦織を圧倒し、第1セットを1ゲームも与えずに先取。だが、その後は錦織の精度の高いショットに苦戦を強いられて第2セットを奪われ、ファイナルセットでも先にブレークポイントを与える苦しい展開に。それでも幾度となくピンチを凌ぎ切ったナダルは2度のブレークに成功し、2時間19分の激戦を制した。

 試合後のインタビューに応じたナダルは「彼(錦織)が試合の最初の方で僕を少し楽にしてくれたのは事実だよ」と前置きした上で、「今日は昨日よりも良いサーブが打てたし、大事な場面でも良いサーブを2、3本打てた。2回戦よりもずっといいプレーができたと思うし、彼は素晴らしい選手だから勝ててとても満足しているよ」と喜びを語った。
  一方で「第1セットの後から、ケイは素晴らしいレベルのテニスをしていたと思う。あんなにいいプレーができるなら、現在のランキングはそれに見合っていない。彼がフィジカル面でいい状態をキープできれば、またトップ10まで上がれるだろう」と錦織を称賛した。

 現地4月23日に行なわれる準々決勝で世界58位のキャメロン・ノーリー(イギリス)と対戦するナダル。3年ぶり12度目のバルセロナ大会制覇へ、更なる勝ち上がりに期待したい。

 一方、敗れた錦織はワイルドカード(主催者推薦)でエストリル・オープン(4月26日〜5月2日/ポルトガル・エストリル/クレー/ATP250)への参戦を発表。クレーキングと呼ばれるナダルと互角の勝負を繰り広げたことを自信に変え、次戦でも活躍する姿を見せてもらいたいところだ。

文●中村光佑

【PHOTO】錦織圭、2021年シーズンの戦いぶりを厳選写真で特集!

関連記事(外部サイト)