テニス史上最高のライバル、ジョコビッチとナダルの全仏OP準決勝を前に知っておくべき「5つ」のこと<SMASH>

テニス史上最高のライバル、ジョコビッチとナダルの全仏OP準決勝を前に知っておくべき「5つ」のこと<SMASH>

様々な記録がかかるナダル(左)とジョコビッチ(右)の全仏オープン準決勝。(C)Getty Images

海外テニスメディア『UBITENNIS』が、現在開催中の「全仏オープンテニス」(5月30日〜6月13日/フランス・パリ/クレーコート/グランドスラム)の男子シングルス準決勝で激突する第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/1位)と、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン/3位)の試合を前に、両者のライバル関係について知っておくべき「5つ」のことをまとめて紹介する。

@過去の対戦成績
 2006年の全仏オープンで初めて対戦した両者だが、その時はジョコビッチの途中棄権でナダルが勝利。若き日のジョコビッチは試合後に「確かに彼はこのサーフェスでベストの選手だが、無敵ではない」と語っていた。

 この試合が、スポーツ界で最も熾烈なライバル関係の始まりだとは知る由もなかっただろう。2人はこれまで58度対戦しているが、これはオープン化以降最多の対戦記録だ。

 戦績ではジョコビッチが29勝28敗とナダルをリード。ただし、グランドスラムでは6勝10敗、全仏オープンでは1勝7敗、クレーコートでは7勝19敗と大きく負け越している。それでも、ジョコビッチは全仏オープンでナダルを破った経験(2015年大会)を持つ2人のうちの1人であり、今回も勝つことができれば、同大会でナダルに複数回勝利した唯一の選手となる。

A29回目のメジャー決勝進出
 この2人のどちらが勝っても、グランドスラムで29回目の決勝進出となる。これは男子選手で史上2番目の記録で、トップはロジャー・フェデラー(スイス)の31回だ。

 ジョコビッチは2007年の全米オープンで初めてグランドスラム決勝に進出し、それ以降18回のタイトルを獲得。一方のナダルは2005年の全仏オープンで初めてグランドスラム決勝に進出し、20回のタイトルを獲得している。
 Bベテラン同士の準決勝
 ナダルとジョコビッチの年齢を合計すると69歳と32日(ナダルは35歳と10日、ジョコビッチは34歳と22日)で、これはオープン化以降のグランドスラム準決勝で5番目の年長記録になる。全仏オープンに限ってみれば1968年(ロッド・レーバー対パンチョ・ゴンザレス)、2019年(ナダル対フェデラー)に次ぐ3番目の記録だ。

 ナダルが勝利すれば、全仏オープン男子シングルス決勝に進出した最年長選手となり、35歳以上の選手では初めての記録に。ジョコビッチが決勝に進出すれば4番目の年長記録になる。

Cナダルの全仏準決勝の戦績
 ナダルは過去の全仏オープン準決勝で素晴らしい戦績を残してる。これまで13試合を戦って負けなし。失セットもわずか3セットのみで、このうち2セットは2013年にジョコビッチと対戦した時のもの。

 センセーショナルな2005年の初出場&初優勝以降、準決勝に進出できなかったのは09年(4回戦でロビン・ソダーリングに敗戦)、15年(準々決勝でジョコビッチに敗戦)、16年(ケガで欠場)とたった3回だ。なお、ジョコビッチの全仏オープン準決勝での戦績は5勝5敗となっている。

Dジョコビッチはオープン化以降初の大記録を狙う
 ジョコビッチがナダルという大きな壁を破り、そのまま優勝を果たしたならば、オープン化以降初となる、全グランドスラム複数回優勝という偉大な記録を達成することになる。オープン化前に遡ってみても、この記録を達成したのはロイ・エマーソンとレーバーの2人だけだ。

 テニス史上最高のライバルが激突する全仏オープン男子シングルス準決勝は、日本時間12日の午前0時30分以降に行なわれる予定。元々テニスファン必見の試合ではあるが、この一戦に懸かる様々な記録たちを念頭に置くと、さらに観戦を楽しむことができるだろう。

構成●スマッシュ編集部

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