ガスケに2年越しの雪辱を晴らしたマリー。久々のシングルスマッチも「よく動けた」と自信に<SMASH>

ガスケに2年越しの雪辱を晴らしたマリー。久々のシングルスマッチも「よく動けた」と自信に<SMASH>

久々のシングルスながら、快勝を飾ったマリー。(C)Getty Images

男子テニスツアーの「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ:シンシナティ/8月15日〜22日/ハード/ATPマスターズ1000)に出場している世界ランク105位のアンディー・マリー(イギリス)は、初戦で同66位のリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。6−4、6−4のストレートで勝利した。

 6月のウインブルドン以来となるシングルスでの公式戦出場となったマリーだが、元7位のガスケに対して81%と高い確率でファーストサービスを叩き込み、38本のウィナーを奪った。

「自分ではよくできたと思っているよ。ハードコートでの久しぶりのシングルスにしてはよく動けた」と試合を振り返るマリー。前回ガスケと対戦したのは2019年の同大会で、初戦という点もスコアも全く同じだったが、勝者だけが違っていた。その時のマリーは、まだ股関節の手術から復帰して間もなかったため本領が発揮できないでいたが、今回は違ったようだ。

「確かに、前に彼と対戦した時よりも自分の動きに自信が持てていた。金属製の股関節を入れてから初めての(シングルスの)試合だったから、不安があったんだ」
  今大会はボールもコートも速いようだが、この試合が湿度の高い夜に行なわれたことが奏功した。「夜のプレーではボールが少し遅くなる。彼(ガスケ)はボールにたくさんスピンをかける選手で、日中だとかなり高く跳ねるんだけど、今日はそれほど跳ね上がらなかった。だから僕はコートの中に入って、より多くのポイントをコントロールすることができたんだ」と、マリーは勝因を分析している。

 ウインブルドンから続く好調の波をキープして、全米オープンでのさらなる活躍を目指したいところだが、マリーはあまり先のことは考えたくないという。

「今年はいろいろな問題があって、中長期的な計画を立てるのが難しい。短期的なことに集中するようにしている。今はただ1週間ごとに全力で取り組み、全米オープンが終わった時に自分がどんな立ち位置にいるのかを確認したい」

 マリーの次なる相手は、第9シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同12位)とアレハンドロ・ダビドビッチフォキナ(スペイン/同34位)の勝者。初戦とは異なり、どちらが勝ち上がってきても成長著しい若手との対戦となる。堅実に前進を続けるマリーが貫禄を見せつけることはできるのか、注目したい。

構成●スマッシュ編集部

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