「いい形で勝てたのかな」錦織圭、2年ぶりの全米初戦突破に安堵のコメント<SMASH>

「いい形で勝てたのかな」錦織圭、2年ぶりの全米初戦突破に安堵のコメント<SMASH>

セットは落としたものの順調に2回戦に進んだ錦織圭。「ホッとした」と胸をなで下ろしていた。(C)Getty Images

テニスの四大大会「全米オープン」(8月30日〜9月12日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート/グランドスラム)は、大会2日日の現地8月31日に男子シングルス1回戦を実施。世界ランク56位の錦織圭は同113位のサルバトーレ・カルーゾ(イタリア)を6−1、6−1、5−7、6−3で下し、2回戦進出を決めた。

 右肩の状態が懸念されていた中、全米2年ぶりの出場となった錦織は初対戦のカルーゾを相手に伸びのあるストロークで主導権を握り、1時間足らずで第1・第2セットを連取。カルーゾの粘りのプレーに苦戦を強いられて第3セットを落としたものの、迎えた第4セットでは計4度のブレークに成功し、2時間41分の熱戦を制した。

 全米8度目の初戦突破を果たした錦織は試合後のインタビューで「彼が自分の速い展開のテニスに慣れてきたのもあって、ディフェンスも良くなったのと、彼のミスがだいぶ減ったから、その分だけ自分にプレッシャーがかかった。大事な場面で打ち切れないところだったり、(ポイントを)取り切れなかったり、彼のプレーが良かったり、という状況が続いていた」と苦しかった試合の後半を振り返った。
  それでも「(ひとまず)ホッとした」と安堵の表情を浮かべた錦織。今大会が有観客開催となったことについても「(観客がいて)楽しかった。久しぶりに全米の舞台で戦えたし、いい雰囲気の中でプレーできた」と喜びを語った。

 その後、錦織は自身の公式アプリを更新し、ファンへ向けたメッセージ動画を公開。「1回戦を勝ちました」と報告した上で、「緊張もあって危ない場面もありましたが、いい形で勝てたのかなと思います」とコメントを残した。

 勝利した錦織は2回戦で世界61位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。前哨戦のシティ・オープンでは準決勝で好調のマクドナルドにフルセットで敗れたが、錦織には準優勝の経験を持つ得意の全米でぜひともリベンジを果たしてもらいたいところだ。

文●中村光佑

【PHOTO】錦織圭、2021年シーズンの戦いぶりを厳選写真で特集!
 

関連記事(外部サイト)