「無駄なミスが多かった」錦織圭が逆転負けを喫した2回戦を振り返り、次に向けて「感覚をなるべく早く取り戻す」<SMASH>

「無駄なミスが多かった」錦織圭が逆転負けを喫した2回戦を振り返り、次に向けて「感覚をなるべく早く取り戻す」<SMASH>

立ち上がりは良かったが、徐々にミスが増えてしまった錦織。(C)Getty Images

男子テニスツアー「BNPパリバ・オープン」(10月7日〜17日/アメリカ:インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)は、現地10月9日には男子シングルス2回戦を実施。世界ランク53位の錦織圭は第18シードのダニエル・エバンス(イギリス/世界ランク22位)に6−4、3−6、4−6の逆転で敗れ、3回戦進出を逃した。

 この試合、序盤から錦織はラリーで主導権を握って2度のブレークに成功し、第1セットを先取。だが、第2セットに入ると錦織のミスが目立ち、多彩な戦術を見せるエバンスにセットオールとされてしまう。迎えたファイナルセットでも流れをつかみきれない錦織は第7ゲームで痛恨のブレークを喫し、2回戦敗退が決まった。

 試合後に行なわれた記者会見では「いい時もあったけど、ちょっと無駄なミスが多かった。もうちょっと自分から相手を揺さぶったら良かったと思うけど、ちょっとじっくり行きすぎたり、ミスが多かったり、色々と噛み合わなかった」と敗因を語った錦織。

「1セット目は結構自分のいいプレーが出ていて、相手を横に振ったりするのもできていたけど、2セット目から少しずつラリーで相手の流れになっていった。特に自分のサービスゲームで劣勢の場面が多かったから、そこからどんどんプレッシャーをかけられる形になって、プレーも消極的になってしまった」と悔しさを滲ませた。
  その後、錦織は今大会を振り返り、「痛めていた腰の状態は大丈夫だったけど、今週は若干、オリンピックや全米での感覚は衰えていたから、ちょっと心配ではある」とコメント。一方で今後もできる限り試合数をこなし、良い形でシーズンを締めくくりたいと考えているようだ。

「この後はオーストリアのエルステ・バンクオープンに出場する。久しぶりのインドアだし、(出場を予定している)最後の3大会、特にこれという目標はないけど、なるべくたくさん試合ができたらと思う。色んな感情が混じっているけど、全米までは自分のプレーは良かったので、その感覚をなるべく早く取り戻して、ヨーロッパのインドアシリーズまでに準備をしたい」

 腰のケガにも見舞われ、インディアンウェルズ開幕前には十分な練習ができていなかったとも明かした錦織。まずはしっかりと身体を休め、次戦に向けて調整を進めてもらいたい。

文●中村光佑

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