テニス界のスターにも忖度なし! 豪移民相がジョコビッチの“ビザ再取り消し”決定「公共の利益にかなう」<SMASH>

テニス界のスターにも忖度なし! 豪移民相がジョコビッチの“ビザ再取り消し”決定「公共の利益にかなう」<SMASH>

再びビザ取り消しとなったジョコビッチは提訴する構えだが、17日に開幕する全豪オープンに間に合うかは微妙。(C)Getty Images

現地時間1月14日、オーストラリア移民相のアレックス・ホーク大臣が、男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)の入国ビザ再取り消しを決定した。注目を集めたニュースの第一報を英紙『The Guardian』が伝えている。

 ジョコビッチは現地時間1月10日に行なわれたオーストラリア入国の可否を決定する実質審理で勝訴し、拘留されていたメルボルンのホテルから解放された。だが、その直後に同国の政府は移民・市民相権限でのビザ再取り消しを検討する意向を表明。そのため、正式な豪入国と1月17日から開幕する全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)の出場については不透明な状況が続いていた。

 その後、ジョコビッチに渡航証明書の虚偽申告や昨年12月の2度目の新型コロナウイルス感染をめぐって新たな疑惑が浮上。これについては1月12日にジョコビッチ本人が自身のSNSを通じて釈明したものの、豪国内では反発が強まっていた。

 世界が注視していたなか、今回はテニス界のスーパースターにも忖度なしの決定を下したようだ。このほど発表した公式声明でホーク大臣は「ジョコビッチ選手や内務省、そしてオーストラリア国境警備隊などから提供された情報を慎重に検討した」とした上で、「ビザ取り消しを判断したのは健康と秩序のため、そしてそうすることが公共の利益にかなうものだからだ」と説明した。
  なお、海外テニス専門メディア『UBITENNIS』はジョコビッチが今回の決定に対して上訴しない場合、「彼は直ちに国外追放され、今後3年間オーストラリアへの再入国を禁止される可能性に直面する」と報じている。だが、これについてのホーク大臣のコメントはまだ出ていない。

 オーストラリアのニュースメディア『7 News』によると、ジョコビッチの弁護団は今回のビザ再取り消しの決定に対する異議申し立てを行なう意向を示しているという。しかしながら、仮にそうなった場合は17日の全豪開幕に間に合わない可能性があるため、極めて絶望的な状況となっている。

文●中村光佑

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