世界10位のフルカチュ本人が武器であるサービスを解説!「両足でグッと地面を押す」【テニスレッスン】<SMASH>

世界10位のフルカチュ本人が武器であるサービスを解説!「両足でグッと地面を押す」【テニスレッスン】<SMASH>

「トロフィーポーズでは足で身体のバランスを保つ」など、詳しくコツを教えてくれたフルカチュ。写真:滝川敏之

テニス世界ランク10位のフベルト・フルカチュ(ポーランド/25歳)。現在開催中のマイアミ・オープンの昨年の覇者であり、今年は準々決勝で第1シードのダニール・メドベージェフに勝利して、準決勝に駒を進めている。『スマッシュ』編集部は、彼の武器の1つであるサービスについてアドバイスを得るべく本人を直撃。フルカチュ自身がその打ち方を詳しく教えてくれた。

 スタンスを含めた足の使い方から説明。
「まず後ろ足になる右足に体重を乗せる。そこから前足に体重移動をしながら、ラケットを動かし始めてトスを上げる。そして、右足を左足に引き付けていって、両足でグッと地面を押す。両足を揃えることで、より大きなパワーを得ることができるんだ」

 このスタンスになった理由は「パワーが出ることと、実際にやってみたら、自分にとって、とてもスムーズな動きだと感じたから」。自分に合ったリズムを見つけることが大事なステップだ。

 トロフィーポーズについては、「足で身体のバランスを保つように意識している。この時に、身体が前傾せず、後ろにもいかないようにしておくことで、勢いよく正しい位置でボールを打つことができる」と説明してくれた。
  ボールをトスした左手も意識しているポイント。
「できるだけ長く上に留めておくようにしている。そして、左腕を身体の方に引き付けると同時に、右腕が上がっていくようにしているんだ。この動きを行なうことで、鋭いスイングが可能になる」
 左右の腕の動きを連動させることで、速いスイングを可能にしているようだ。

 最後に、ワイドサービスを打つ時のコツを紹介。
「ボールを少しカットしなくてはいけない。そうしてサイドスピンをかけることで、ボールをワイドに飛ばしていく。センターを狙う時は、カットではなくフラットで打っていくね」
 サービスの打点は高いが、「ボールを持ち上げる意識で打とう」とアドバイスもくれた。

 パワフルなサービスを打つためのポイント。自分に合うものがあったら取り入れサービスをレベルアップさせよう。

◆Hubert Hurkacz/フベルト・フルカチュ(ポーランド)
1997年2月11日、ポーランド生まれ、モナコ在住。196cm、81kg、右利き、両手BH。2018年にネクストジェンATPファイナルズに出場。19年にツアー初勝利を挙げ、21年には3大会で優勝し、自己最高の9位にランクイン(11月8日付)。

構成●スマッシュ編集部 取材協力●ヨネックス(株)
※スマッシュ2020年5月号から抜粋・再編集

【連続写真】後ろ足を前足に引き寄せてより大きなパワーを出すフルカチュのサービス

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