負傷離脱中のナダルが通算12回優勝のバルセロナ・オープン出場を断念!得意のクレーコート・シーズンに暗雲<SMASH>

負傷離脱中のナダルが通算12回優勝のバルセロナ・オープン出場を断念!得意のクレーコート・シーズンに暗雲<SMASH>

3月に痛めた肋骨の回復が思うように進まないナダルが過去12勝を誇るバルセロナの欠場を決めた。(C)Getty Images

赤土の上で戦う「クレーコート・シーズン」に突入したテニス界に残念なニュースが飛び込んできた。ラファエル・ナダル(世界ランキング4位/スペイン)が、肋骨の負傷を理由に通算12回の優勝経験を誇る「バルセロナ・オープン」(4月18日〜24日/スペイン・バルセロナ/クレーコート/ATP500)の欠場を発表したのである。

 英メディア『EXPRESS』ほか複数メディアによると、ナダルの主治医は前週まで出場に向けて前向きな姿勢を示していたが、今週になりナダルの広報担当が「まだプレーできる状態ではない」とバルセロナでの復帰を否定。フィジカルトレーニングができているが、ラケットを使った練習はできていないとした。

 3月に開催されたBNPパリバ・オープン(アメリカ・インディアンウェルズ)の準決勝で肋骨を負傷。痛みと戦いながらもなんとか勝って決勝に駒を進めたがタイトルには届かず。今季開幕から続いていた連勝記録も20で止まっていた。
 
 試合後の会見でナダルは、「胸にずっと針が刺さっているような痛みがあり、呼吸するのもつらい状態だった」とケガが深刻な状態にあることを告白。診断結果は「肋骨の疲労骨折で全治4〜6週間」と判明し、得意の欧州クレーコート・シーズンを前に戦線離脱を余儀なくされたのである。
  バルセロナ・オープンの欠場が決まった現在、次にナダルがエントリー表に名を連ねているのは「マドリード・オープン」(5月1日〜8日/スペイン・マドリード/クレーコート/ATP)。こちらも相性のいい大会であるが、果たしてコートに立つことができるのか。

 報道によれば今週の時点で「まだラケットをうまく握れない状態」とも伝えられているだけに、13度の優勝を誇る最も成功を収めたグランドスラム「全仏オープン」(5月22日〜6月5日/フランス・パリ/クレーコート)への出場を危ぶむ記事もある。

 とはいえ、昨年6月に左足をケガして早々にシーズン終了を宣言した時も「精神的に落ち込んだ」ものの諦めはせず。年末には新型コロナに感染するというダブルパンチにもめげず、年明けのメルボルンで優勝。続く全豪オープンでも劣勢を挽回して頂点に立ってみせた。今回も楽観できる状況ではないが、ファン以上にナダル本人は戦線復帰を強く望んでいるはずだ。

構成●スマッシュ編集部

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