ツアーに復帰した世界2位のメドベージェフがロシア人選手のウインブルドン出場禁止について言及「あの大会は大好きなんだ」<SMASH>

ツアーに復帰した世界2位のメドベージェフがロシア人選手のウインブルドン出場禁止について言及「あの大会は大好きなんだ」<SMASH>

軽度のヘルニアのためツアーを離れていたメドベージェフが復帰。(C)Getty Images

ロシアのウクライナ侵攻を受け、テニスの四大大会の一つである「ウインブルドン」(6月27日〜7月10日/イギリス・ロンドン/芝/グランドスラム)は同大会からのロシア・ベラルーシ人選手の除外を発表している。それでもロシア国籍で男子テニスのダニール・メドベージェフ(世界ランク2位)はウインブルドン出場への望みを捨てていないようだ。

「軽度のヘルニアを抱えていた」として、クレーシーズンでの大会出場を見送ってきた26歳のメドベージェフ。それでも小規模の手術を経て順調に回復し、今週行なわれている男子テニスツアー「ジュネーブ・オープン」(5月15日〜21日/スイス:ジュネーブ/クレーコート/ATP250)で無事復帰を果たすことになった。

 そのジュネーブ大会の開幕直前に出席した記者会見でメドベージェフはウインブルドン主催側が発表したロシア・ベラルーシ人選手の出場禁止措置について言及。この決定には多くの選手から反対の声が上がっている中、冷静に動向を見つめるようにしているという。

「色々なことが言われている。僕は何が起こっているのかを追っているだけだよ。今回はウインブルドンだけではなくATP(男子プロテニス協会)、そしてイギリス政府も絡んでいる。難しい状況だし、人生のあらゆることと同じように、100人のプレーヤーに聞けば、みんな違う意見を言うだろうね」
  また「出場できないなら他の大会に参加して、来年チャンスがあった時のために備えていくしかないね」とも語ったメドベージェフ。その一方で可能であれば今年も最高峰の舞台に立ちたいという想いを抱き続けているようだ。

「今何が起こっているのか、(これから)何が起こるのか、もっと多くの決定がなされるのかは正確にはわからないんだ。ウインブルドンの件も同じだ。今回の決定が100%確定で終わりなのかどうかもわからない。もしもウインブルドンでプレーできるなら幸せなことだ。あの大会は大好きなんだ」

 なおジュネーブ大会に第1シードで参戦するメドベージェフは初戦となる2回戦で世界75位のリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。まずは実戦感覚をしっかりと取り戻し、間もなく開幕する「全仏オープン」(5月22日〜6月5日/フランス・パリ/クレーコート/グランドスラム)へ向けて弾みをつけたいところだ。

文●中村光佑

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