全仏オープン準々決勝敗退の19歳アルカラスに手応え!「グランドスラム優勝はそう遠いことではないと思う」<SMASH>

全仏オープン準々決勝敗退の19歳アルカラスに手応え!「グランドスラム優勝はそう遠いことではないと思う」<SMASH>

全仏オープンで自身初のグランドスラム4強入りは果たせずとも確かな手ごたえを感じたという19歳の超新星アルカラス。(C)Getty Images

現在開催中の全仏オープンで難敵を次々と破ってきた19歳の超新星カルロス・アルカラス(スペイン/世界ランキング6位)。ツアー14連勝で迎えた現地時間5月31日に行なわれた準々決勝では、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/3位)に、2セットダウンからの驚異的な巻き返しで会場を沸かせるもわずかに力及ばず。4−6、4−6、6−4、6−7(7)で無念の敗退となった。

 だが、敗れたとはいえ顔を上げた。

「今日のことを教訓にしなければならない。とてもタフな試合だったし、接戦だった」と試合後の記者会見で語るアルカラスは、「グランドスラム(四大大会)の準々決勝では世界のトッププレーヤーと戦うわけだから、もっと良いスタートを切らなければいけなかった」

 そうしたなかで確かな手ごたえも感じた。アルカラスは、次のように振り返る。

「グランドスラムの準々決勝は今回が2度目だけど、自分では最後の1球まで戦えていたと思う。試合では良いことも悪いこともあった。それを次の試合、次の大会、そして次のグランドスラムに向けて役立てていきたい」

 今後については「グランドスラムの準決勝に進出することや優勝することは、そう遠いことではないと思っている」と自身の成長も口にする。
  今年4月のバルセロナ・オープン(スペイン/クレーコート/ATP500)と5月のマドリード・オープン(スペイン/クレーコート/ATP1000)で連勝し、戦いを通してトップ5の選手4名を破ってみせたアルカラス。

 残念ながら今回の全仏オープンでは2005年大会のラファエル・ナダル以来となる10代での優勝は飾れなかったが、とはいえその勇ましい戦いぶりは多くのファンの眼に焼き付いたはずだ。

 6月5日に行なわれる全仏オープン男子シングルス決勝が終わると、テニス界はウインブルドンを中心とするグラスコート・シーズンへと移行する。赤土の上で強烈な輝きを放った超新星は果たして、芝の上でどんな戦いを見せてくれるのか。

 これから佳境を迎える全仏オープンの行方も気になるが、さらなる成長を遂げるであろうアルカラスの戦いからも目が離せない。

構成●スマッシュ編集部

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