全仏オープン決勝進出の18 歳ガウフが母国アメリカへ平和を願うメッセージ!「銃犯罪に終止符を」<SMASH>

全仏オープン決勝進出の18 歳ガウフが母国アメリカへ平和を願うメッセージ!「銃犯罪に終止符を」<SMASH>

現在開催中の全仏オープンで決勝進出を果たしたガウフが、母国アメリカで繰り返される銃犯罪に対してメッセージを発信して話題となっている。(C)Getty Images

グランドスラム初優勝まであと1つと迫ったアメリカ女子テニス界のヤングスターがテレビカメラに記したあるメッセージが話題を呼んでいる。

 現地6月2日に行なわれたテニス四大大会「全仏オープン」の女子シングルス準々決勝。18歳で世界23位のココ・ガウフ(アメリカ)は、同59位のマルチナ・トレビサン(イタリア)に6−3、6−1のストレートで快勝。世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が待つ決勝へと進出した。
 
 勝利したガウフは試合後、「Peace. End gun violence(平和を願う。銃犯罪に終止符を)」とテレビカメラ前のボードにサイン。このことがスペインのテニス専門メディア『Punto de Break』など複数のメディアで報じられ、すでにSNS上でも拡散され話題となっている。

 5月25日にはアメリカ・テキサス州の小学校で児童19人を含む21人が死亡する銃撃事件が発生。また、同28日にはニューヨーク・ブルックリンで行なわれたボクシングの世界タイトルマッチ、ガーボンタ・デービス対ローランド・ロメロの試合後にも発砲騒動が起き(後に発砲はなかったことが判明)、会場で観戦していた大坂なおみが自身のツイッターを通じて当時の様子を報告していた。なお大坂は同投稿で「無事に脱出できた」と身の安全が確保されたことをファンに公表した。
  スポーツ界ではNBA(米国プロバスケットボール)のゴールデンステート・ウォーリアーズのヘッドコーチを務めるスティーブ・カー氏が、ウェスタンカンファレンスファイナル決勝直前の記者会見で銃規制の遅れについて怒りをぶちまけ、多くの人々から反響を呼んだ。また歌手のマドンナをはじめ、著名人やアーティストからも銃規制を求める声が続々と上がっている。

 そんななかで短い言葉ながらも率直に平和への想いを伝えたガウフ。度重なる銃撃事件が母国に悲惨な状況をもたらしてしまっていることが許せなかったのだろう。彼女の祈りを込めたメッセージが届くことを祈りたい。

文●中村光佑

【PHOTO】なかなか見られない、ガウフたちトッププロの練習やテニス教室の様子

関連記事(外部サイト)