シフィオンテクの連勝が37でストップ。ウインブルドン3回戦敗退も「自分を責めることはありません」<SMSH>

シフィオンテクの連勝が37でストップ。ウインブルドン3回戦敗退も「自分を責めることはありません」<SMSH>

芝でのプレーを模索しながらも、3回戦でコルネに敗れたシフィオンテク。(C)Getty Images

女子テニス世界1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)の連勝が37試合でとうとう途絶えた。

 現地7月2日に行なわれたテニス四大大会「ウインブルドン」の女子シングルス3回戦で第1シードのシフィオンテクと32歳のアリーゼ・コルネ(フランス/37位)が対戦。シフィオンテクが4−6、2−6のストレートで敗れた。

 21歳のシフィオンテクにとって、今回が3回目のウインブルドン出場となる。2019年は1回戦、2021年は4回戦と、芝は他のサーフェスと比較して得意とは言えない。その上、前哨戦には出場せずに、ウインブルドンを迎えることになった。

 2回戦ではセットを落とすものの勝利を手にして、1997年にマルチナ・ヒンギスが記録した37連勝に並んだ。これは1989年から1990年にかけて66連勝したステフィ・グラフ以来、最長となる連勝記録。今年1位になったばかりのシフィオンテクは、圧倒的な女王であることを名実ともに証明してみせた。

 しかし、連勝には終わりがくるものだ。3回戦の相手であるコルネはキャリアハイが11位で、今季は全豪オープンでベスト8入りするなど調子を上げている選手。シフィオンテクは、試合序盤からミスが多く、主導権を握れずに敗れた。
  それでもこの敗戦を潔く受け入れているようだ。「普段は自分に厳しいんです」という彼女はウインブルドンでの状態を素直に話した。「試合前や練習中、ベストな状態ではないと感じていました。だから、こういう結果にもなり得るとわかっていました。試合に対する正しい態度とは言えないかもしれませんが、そういう状態でした」

 連戦連勝で身体も疲弊し、プレッシャーものしかかる。その上、芝という慣れないサーフェスに挑むことは簡単ではない。「コートで、芝のサーフェスで、良い感触を得られるように色々なことを試しましたが、うまくいきませんでした。だから自分を責めることはありません。練習でできないことが試合でできるはずはありませんから」

 いつか終わりが来る連勝街道が、ウインブルドンで途絶えたのは必然だっただろう。それだけ彼女には成長する余白が多くあると考えると、今後が楽しみでもある。
 
 シフィオンテクは、ウクライナ支援のためのエキシビションマッチを、7月23日に母国ポーランドで開催することを発表した。プレーだけでなく、女王としてみんなから尊敬される存在へと成長しようとしている。

構成●スマッシュ編集部

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