またまたラドゥカヌが新コーチを招聘。トップ5の指導歴豊富なテュルスノフ氏と試験的にタッグ<SMASH>

またまたラドゥカヌが新コーチを招聘。トップ5の指導歴豊富なテュルスノフ氏と試験的にタッグ<SMASH>

衝撃の全米初優勝からまもなく1年。最近はコーチ不要の立場を取ってきたラドゥカヌが、テュルスノフ氏を招いて北米ツアーに臨む。(C)Getty Images

昨年9月の全米オープンで当時18歳ながらグランドスラム初優勝を成し遂げた女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/現19歳/世界10位)。彼女はこの1年ほどで4人のコーチと別れを告げ、最近は暫定的にイギリス・ローンテニス協会(LTA)のサポートを受けながらツアーを転戦していた。

 そんな19歳のニューヒロインの新コーチがようやく決まったようだ。スペインのテニス専門メディア『Punto de Break』によると、このほどラドゥカヌは、先日アネット・コンタベイト(エストニア/2位)と師弟関係を解消したばかりのドミトリー・テュルスノフ(ロシア)氏と一時的なコーチ契約を結んだという。

 以前はフルタイムのコーチを雇わないことについて「自分のチームに関する判断は正しいと思っていて、自信もあるわ」と強気な姿勢を見せていたラドゥカヌだったが、全米優勝以降思うような成績を残せていない中で考えが変わったのかもしれない。
  昨年の全米開幕前まで30位台だったコンタベイトをトップ5へと押し上げたテュルスノフ氏は、ダブルス元世界1位のエレーナ・ベスニナ(ロシア)や、シングルス元世界2位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/現6位)を指導したこともあり、女子テニス界では経験豊富なコーチの1人として知られている。また自身も現役時代はツアー7勝を挙げ、自己最高20位をマークした強豪選手でもあった。

 現時点でラドゥカヌは来週出場する「シティ・オープン」(8月1日〜7日/アメリカ・ワシントン/ハードコート/WTA250)からテュルスノフ氏と試験的にタッグを組み、順調に行けばディフェンディングチャンピオンとして臨む8月末開幕の全米でもサポートを受ける予定となっている。

 紆余曲折を経て新たにテュルスノフ氏をチームに迎え入れたラドゥカヌに、どのような変化がもたらされるのだろうか。再び大きな決断を下した彼女の今後が楽しみである。

文●中村光佑

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