「倍返しみたいな感じで返ってくる」東レPPO本戦初出場の本玉真唯が世界28位に実力差を見せつけられる<SMASH>

「倍返しみたいな感じで返ってくる」東レPPO本戦初出場の本玉真唯が世界28位に実力差を見せつけられる<SMASH>

ワイルドカードを得て本戦出場を果たした本玉。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

日本で開催されている国際大会「東レPPOテニス2022」(9月19日〜25日/日本・有明コロシアム及び有明テニスの森公園/ハードコート/WTA500)。9月20日には本戦1回戦が行なわれ、本玉真唯(180位)が0−6、3−6でジャン・シューアイ(中国/28位)に敗退した。

 本玉はワイルドカード(主催者推薦)を得て初めて東レPPOテニスの本戦出場を果たした23歳。2021年9月にシカゴのWTA500の大会で予選を突破してベスト8入りを果たしたことでブレークした。今季は思うような結果が出ていなかったが、ウインブルドンでは予選から出場し2回戦に進出するなど、復調の兆しが見えていたところだった。

 1回戦の対戦相手であるジャン・シューアイは、今季1タイトルを獲得しており、全米オープンでも4回戦に進出している33歳のベテランだ。

 本玉は0−6で奪われた第1セットを「自分が打ったら倍返しみたいな感じで返ってくる。本当にペースが早くて、最初は打たれるからこっちがもっと打たなくてはと思いすぎて、まんまと相手のペースにはまってしまった」と振り返る。
  しかし、そのまま圧倒されて終わるのではなく、第2セットでは、「自分が少し(プレーを)変えたら相手のミスも出てきました」と、プレーを変えられたという点で自分の成長も感じられたようだ。

 ワイルドカードを生かすことができずに1回戦敗退となったが、「トップ50に入っているジャン・シューアイ選手は全てが丁寧。すごく打ってくるけれど打点の入り方や、自分がスライスになった瞬間にすぐネットに詰めてきて、少しのチャンスも見逃さないことを肌で感じられました。自分もそこを目指さないとトップ選手のレベルでは勝てないと今日の試合で改めて感じました」と、上位選手との違いを実感できたことは収穫だろう。

 本玉は、コーチに元世界24位の神尾米さんが付いており、環境は整っている。再びブレークし、キャリアハイを突破して100位以内に入ってほしい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】本玉真唯の回り込みフォアハンドリターン、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』

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