34歳のチリッチが自身の引退後に言及「テニスに携わりたい」と望みつつも「4~5年以内でないことを祈る」と現役に意欲<SMASH>

34歳のチリッチが自身の引退後に言及「テニスに携わりたい」と望みつつも「4~5年以内でないことを祈る」と現役に意欲<SMASH>

昨年40位台まで落ちたランキングを、今季は16位まで戻して好調の波に乗るチリッチ。あと4~5年はプレーしたいと元気だ。(C)Getty Images

現在開催中の男子テニスツアー「テルアビブ・ウォータージェン・オープン」(9月26日~10月2日/イスラエル・テルアビブ/ハードコート/ATP250)に第2シードで出場している元世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア/現16位)が、大会開幕前の記者会見で現役引退後も長くテニスに関わり続けたいと意欲を示した。

 昨日9月28日に34歳の誕生日を迎えたばかりのチリッチは、現在のトップ20の中でラファエル・ナダル(スペイン/3位/36歳)ノバク・ジョコビッチ(セルビア/7位/35歳)に次いで3番目に年齢が高い選手だ。

 そんなチリッチは長年テニス界を牽引してきた“ビッグ4”(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリー)と同じ時代を生き抜いてきたが、厳しい状況に身を置きながらも14年の全米オープンでは悲願のグランドスラム初優勝を達成。今年6月の全仏オープンでは自身初のベスト4へ進出し、ビッグ4以外で全四大大会での4強入りを果たした唯一の現役選手となった。2005年にプロに転向し、20度のツアー優勝を誇る彼もすでにベテランの域に達している。

 今回の会見では先週の「レーバー・カップ」(イギリス・ロンドン/ハードコート/男子団体戦)で元世界王者のロジャー・フェデラー(スイス)が現役最後の大会を終えたことも踏まえ、自身が思い描く引退後の人生について言及。「何よりもテニスが好き」と語るチリッチはこう続けた。

「2005年からプロとして活動しているが、このスポーツを楽しみ続けたいという気持ちを強く持っている。妻にはいつも笑われているんだけど、毎日テレビでもテニスを見ているほどだ。競技者としてプレーすることを含め、テニスにまつわる全てのことが好きなんだ」
 「引退した後も、この競技に携わっていくつもりでいる。僕には今2人の息子がいるし、引退後は家族に対して献身的になるだろうけど、テニスには携わっていきたい。アカデミーでコーチをすることもあるかもしれないね」

 ただあくまでもチリッチの目標はまだまだこの先も現役で活躍し続けることだ。「コーチになるのはまだ先の話だ。願わくは、今から4~5年以内に引退とならないことを祈っているよ」とも話している。

 なおチリッチは初戦となった現地9月28日のテルアビブ大会2回戦で、自身と同じく元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア/現173位)を6-7(6)、6-2、6-4の逆転で破ってベスト8へ進出。誕生日を見事勝利で飾った。準々決勝ではボティック・ファンデザンツフープ(オランダ/35位)とリアム・ブローディ(イギリス/174位)による2回戦の勝者と対戦する。

文●中村光佑

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