全米OP準優勝のルードが楽天OP1回戦で姿を消す「足が動かなかった」<SMASH>

全米OP準優勝のルードが楽天OP1回戦で姿を消す「足が動かなかった」<SMASH>

1回戦で姿を消すこととなった世界3位のルード。写真:滝川敏之

東京・有明テニスの森公園で開催されている国際大会「楽天ジャパンオープン」(10月3日~9日/ハードコート/ATP500)。10月4日に行なわれた本戦1回戦では、第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク3位)がジャウメ・ムナール(スペイン/58位)に3-6、3-6で敗れる番狂わせが起こった。

 今大会初参戦のルードは、全仏オープン、そして全米オープンで準優勝を飾っている23歳。今季ここまでツアー3勝を挙げ、年間成績上位8名によってシーズン最後に行なわれる『ATPファイナルズ』の出場権を2年連続で手にするなど、安定した活躍で大きな躍進を遂げている。

 一方、対戦相手は25歳のムナール。まだツアータイトルがないものの、粘り強いストロークを武器とするグラウンドストローカーだ。初戦から顔を合わせることとなったルードとは、クレーコートで過去2度の対戦があり、ともに敗戦を喫していた。

 第1セット、先に主導権を握ったのはムナール。持ち味の粘り強いストロークで相手のミスを誘い、長いラリー戦からのバックハンドのダウンザラインを随所で決めていく。一方で第4ゲーム、第6ゲームでブレークを許したルードは、試合を優位に進められず、3−6で第1セットを先取されてしまう。
  さらに、第2セットの第1ゲームをダブルフォールトで落としたルード。第6ゲームでは、ムナールのサービス0-40とブレークバックするチャンスはあったものの、それをモノにすることができず、その後も最後まで突破口を見つけられなかった。本人も悔いの残る内容だったようで、試合後の会見では、次のように感想を口にしている。

「良い試合ができたとは言えなかった。今日は特に自分の足が動かなかった。それで結果的にゲームを動かすことができなかった。第一に印象に残ったのは、足が動かなかったということ。たくさんの言い訳を考えることができるけど、今日は相手の方が勝っていたというしかない。残念だった。

 たくさんのトーナメントがあったし、たくさんの試合をこなしてきた。ただアジアにとても来たかった。この経験から学習をして、この後何週間か休めるので、十分休んだ上で、ヨーロッパのインドアシーズンを迎えたいと思う」

 また、圧巻のプレーでルードに勝利したムナールは、「(ルードとは)ラファエル・ナダルアカデミーで一緒に練習をしている友人でもある。今日は良いプレーができてとてもうれしい。次の2回戦も頑張りたい」と今後の戦いへ意気込んだ。5日の2回戦では、初戦でアレクセイ・ポピリン(オーストラリア/93位)を7-5、6-4で下して勝ち上がったペドロ・マルチネス(スペイン/68位)と対戦する。

文●前道右京(スマッシュ編集部)

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