錦織圭が左ヒザ負傷のため下部大会を欠場「まだ100パーセント治っていません」<SMASH>

錦織圭が左ヒザ負傷のため下部大会を欠場「まだ100パーセント治っていません」<SMASH>

3大会連続の欠場となった錦織。果たして全米オープンまでに左ヒザの回復が間に合うのだろうか。(C)Getty Images

男子テニス元世界ランク4位の錦織圭(現355位)が現地8月11日に更新した自身のSNSを通じ、本戦ワイルドカード(主催者推薦)での出場を予定していた下部大会「ゴールデン・ゲート・オープン」(8月13日~19日/アメリカ・スタンフォード/ハードコート/ATPチャレンジャー125)を左ヒザのケガにより欠場すると発表した。

 度重なる故障から待望のカムバックを遂げ、約1年8か月ぶりの実戦復帰となった6月中旬の「カリビアン・オープン」でいきなり優勝を飾った錦織。プロテクトランキング(負傷離脱前のランキングで大会にエントリーできる救済措置)で出場した7月下旬の「アトランタ・オープン」(ATP250)でATPツアー復帰も果たすなど、順調に完全復活への道を歩んでいた。

 ところが、そのアトランタではベスト8に進出にするも左ヒザを負傷。シャン・ジュンチャン(中国/現154位)との2回戦からは、同箇所に大きなテーピングを施してプレーしていたことに加え、ストレート負けを喫したテイラー・フリッツ(アメリカ/現9位)との準々決勝では、第1セット終了時にメディカルタイムアウトを取る姿も見られた。
  ファンからも心配の声が上がる中、ワイルドカードで参戦予定だった今月初旬の「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントン/ハードコート/ATP500)と、欠場者続出により本戦ダイレクトインが確定していた現在開催中のマスターズ1000大会「ナショナルバンク・オープン」(8月7日~13日/カナダ・トロント/ハードコート)は、出場を辞退。どうやらゴールデン・ゲート・オープンも回復が間に合わなかったようだ。

 今回のSNS投稿で錦織は、ゴールデン・ゲート・オープン欠場に至った経緯を説明するとともに、ワイルドカードを付与してくれた同大会主催側への感謝の言葉を綴った。

「残念ながら、スタンフォードチャレンジャー(ゴールデン・ゲート・オープン)には出場できなくなりました。ヒザはまだ100パーセント治っていません。(ワイルドカードの)オファーをくれた大会側には感謝しています。(1日も早く)ツアーに復帰できるよう努力を続けていきます」

 来週はツアー、下部大会共にエントリーしていない錦織。こうなると懸念されるのがプロテクトランキングでの出場が決まっている23年シーズン最後の四大大会「全米オープン」(8月28日~9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)だ。無事全米でプレーできることを願いたいところではあるが、約1か月ぶりの大会でいきなり5セットマッチを戦うというのはリスクが大きいのも事実。果たしてどのような決断を下すのか、今後の動向に注目が集まる。

文●中村光佑

【連続写真】スイング中に時間のズレを調節する、錦織圭のジャックナイフ

関連記事(外部サイト)

  • 記事にコメントを書いてみませんか?