大坂なおみはラケットに八つ当たりしながらも勝利!西岡は作戦奏功で自身初の3回戦進出【全豪オープン3日目】

大坂なおみはラケットに八つ当たりしながらも勝利!西岡は作戦奏功で自身初の3回戦進出【全豪オープン3日目】

一時は集中が切れかけた大坂だったが、なんとか持ち直して勝利。西岡は作戦通りの展開で格上を撃破し、自身初のGS3回戦進出を決めた。写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

2020年全豪オープン(オーストラリア・メルボルン)は1月22日(水)、男女シングルス2回戦と同ダブルス1回戦が実施され、7名の日本人選手が登場した。

 男子シングルスでは、西岡良仁(71位)が格上ともいえる32位のダニエル・エバンスをストレートで破り、自身初となるグランドスラム3回戦進出を決めた。時折コートに突風が吹き抜ける悪コンディションのなかで、「いかに相手に気持ちよくプレーさせないかを考えて戦った」という西岡は、エバンスが苦手とするバック側へボールを集めてリズムを崩し、「相性のいい相手」との通算成績を3戦全勝と伸ばした。

 ワイルドカードでの出場ながら初戦を突破して勢いに乗る伊藤竜馬(146位)は、「ドロー表を見た時から試合がしたかった」というジョコビッチ(2位)と対戦。序盤こそ動きに硬さの見られた伊藤だったが、第2セットでは得意のフォアハンドでジョコビッチを苦しめるなど会場を沸かす場面も。ただ、全豪オープン7勝を誇る相手はしたたかで要所でのポイントは許さず。伊藤の挑戦は1時間35分で幕を下ろした。

 ディフェンディングチャンピオンの大坂なおみはこの日、ジェン・サイサイ(42位)と対戦。大坂はコート上に吹き荒れる風の影響でミスを連発しながらも、我慢のテニスを貫いて第1セットを奪取。続く第2セットでは、緩急織り交ぜた展開でミスを誘う相手に対し、イライラを募らせラケットをコートに投げつける場面もあったが、「フルセットにはしたくない」と気を取り直して第2セットもゲット。「今日はタフなコンディションだった」と語る大坂はこの日、サービスでは1本もエースを奪うことができなかった。

 予選勝ち上がりから2回戦進出を果たした日比野菜緒(103位)は、マリア・サッカリ(23位)と対戦。力強いストロークを駆使して突き放しにかかる相手に、日比野はムーンボールなど緩急織り交ぜた配球で対抗。我慢の展開が続いた第1セットをタイブレークの末に失うと、続く第2セットも粘り強く戦うがあと一歩が届かず敗れた。
  なお、女子ダブルスでは、土居美咲/モニカ・ニクレスクがフルセットの末に2回戦へ駒を進めたが、加藤未唯/オクサナ・カラシニコワ、男子ダブルスの内山靖崇/ロハン・ボパンナは初戦敗退を喫した。

※ランキングは2020年1月20日時点

■1月22日(水)日本選手結果
【男子シングルス2回戦】
西岡良仁(ミキハウス)6-4 6-3 6-4 D・エバンス(イギリス)
伊藤竜馬[WC](北日本物産)1-6 4-6 2-6 N・ジョコビッチ(セルビア)

【女子シングルス2回戦】
大坂なおみ(日清食品)6-2 6-4 S・ジェン(中国)
日比野菜緒[Q](ブラス)6-7(4) 4-6 M・サッカリ(ギリシャ)

【男子ダブルス1回戦】
内山靖崇/R・ボパンナ(北日本物産/インド)1-6 6-3 3-6 B・ブライアン/M・ブライアン[13](アメリカ)


【女子ダブルス1回戦】
土居美咲/M・ニクレスク(ミキハウス/ルーマニア)6-7(5) 6-4 6-2 A・カリンスカヤ/Y・プチンツェワ(ロシア/カザフスタン)
加藤未唯/O・カラシニコワ(ザイマックス/ジョージア)6-7(7) 3-6 H・チャン/L・チャン[7](中国)

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全豪オープン本戦出場の熱き日本人プレーヤーたち!

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