「この経験から忍耐を学ぶ」ネットフリックスやティックトック… スペインで外出自粛中のテニスプレーヤーデミノーが送る、若者らしい過ごし方とは?

「この経験から忍耐を学ぶ」ネットフリックスやティックトック… スペインで外出自粛中のテニスプレーヤーデミノーが送る、若者らしい過ごし方とは?

ウッドブリッジの質問に現在の様子を話したデミノー。(C)GettyImages

世界中で猛威を振るい続ける新型コロナウイルスは、週ごとに大陸を渡り歩くプロテニス選手たちをも室内に閉じ込めてしまっている。しかしこんな時だからこそゆっくり話せるのではと、オーストラリアのテニスレジェンド、トッド・ウッドブリッジがメルボルンの自室からビデオ通話でオーストラリアの選手たちの近況を聞くことにした。そのチャットの様子が「テニスオーストラリア」のYouTubeで公開されている。初回はオーストラリアのナンバー1である21歳のアレックス・デミノーだ。

 現在10日間以上デミノーは都市封鎖もされているスペインの自宅で外出自粛をしている。独りに飽きた時には近所に住んでいる家族を訪れることはできているようだ。2人の妹たちとTikTok動画を自身のSNSに投稿していると笑いながら話し、読書よりNetflixの番組に夢中になる様子は21歳の若者そのものだ。

 家の中ではこれまで通りのトレーニングは難しいようだが、身体を保つためにできる限りのエクササイズはしていると話し、「新しい友達『ウイルソン』を紹介しよう!」と、目、鼻、口が書かれたバランスボールを見せてくれた。食事も気を付けているようで、「テレビを見ながらカウチでスナックを食べないようにしている」と冗談っぽく笑った。これなら、ツアーが再開された時、デミノーのフィジカルはフィットしているかもしれない!?
  今年1月のATPカップでオーストラリアのエースとしてチームをけん引した後、腹筋の故障で全豪オープンを欠場していたデミノー。この強制的なブレイクは全く理想的ではないと言いながらも、この状況は自分の力ではどうしようもなく、事態が収束し選手活動を再開するための準備の時間にすると前向きに捉えていた。

「テニスは自分にとって人生と同じなので、今の(テニスができない)状況は苦しい。でも他の選手にとっても同じだと思う。いずれまたプレーできるようにはなると思っているし、この経験から忍耐を学び、強く健康的なマインドを保ち続けるようにしたい」と力強く語った。

 食事はどうしているのかというウッドブリッジの質問には、「実は2日前に生まれて初めて自炊をしてみた」と答えた。スペインの料理を作ったようで野菜の切り方などをネット動画で調べながらの人生初の調理はとても楽しかったようだ。

「外出せず自宅で安全に過ごしてください。あなた一人だけではなく、あなたが愛する人たちにも影響します。感染拡大を食い止めるただ1つの方法と言えます。感染曲線をなるべくフラットにするよう心掛けて行動してください。自宅にいるというシンプルなことが、ここスペインのような次のステージに行かない方法です。ベストを尽くしましょう」と、デミノーはファンへのメッセージで締めくくった。

 動画は10分程度だが強靭なアスリートの普段見られない表情や生活を垣間見ることができた。彼らのプレーを賞賛し感動を分かち合う日が1日も早く戻ってきて欲しい。

文●東真奈美

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