「思うような練習ができない」復帰目前だったマリーのコーチが明かすロンドンの厳しい現状

「思うような練習ができない」復帰目前だったマリーのコーチが明かすロンドンの厳しい現状

マリー(右)のコーチを務めるデルガド(左)が現状を語った。(C)GettyImages

2016年2月から、元世界1位のアンディ・マリーのチームに加わったジェイミー・デルガドは、2017年からフルタイムコーチとしてマリーを支えている。マリーは2019年のデビスカップ・ファイナルで臀部を故障して以降、復帰に向けてトレーニングに励んでいたが、現在ツアーは暫定的に7月13日まで中断となり、いつ再開されるのかも不透明だ。

 デルガドは、毎週日曜日(現地)に放送されるATPテニスラジオのポッドキャストに出演し「私とアンディは、ツアーが中断する数週間前からハードコートで練習していて、マイアミ・オープンで復帰することを視野に入れていた」と明かした。しかし、大会は中止となり復帰は保留に。その後「数日間はクレーでも練習をしていたけれど、その頃から少しずつ感染が広がり、それにつれて練習もできなくなった」という。

 さらに、ツアーの再開時期については「テニスは国際的でグローバルなスポーツなので、体勢を立て直し、再開するまでには時間がかかるだろう。世界中の選手、コーチ、協会の役員、スポンサー、ファンなど多くの人々が関わっているからね。国内のサッカーリーグのように、そう簡単に再開の決断をすることはできない」と持論を述べた。
  また、フィジカル、メンタル共にとても良い状態に近づいていたマリーにとって、今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、最も望まない展開をもたらしたという。「ロンドンでは、全てのクラブとコートが閉鎖されているため、ボールを打って練習することは難しい。マリーは自宅にコートがなく、思うような練習ができない。それでもラケットを握って練習することが大切だ。しばらくプレーをしていないと、再開した時に怪我をしてしまう恐れがあるからね。今、テニス選手にできることは体調を崩さず、状況の変化やトーナメントの再開に備えておくことだ」とした。

 復活が近かったマリーにとって残念ではあるが、この厳しい期間を乗り切り、ツアー再開時に、かつてのような力強いマリーが返ってくることに期待しよう。

文●Hustle

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