ナダル、フェデラー、マリーがインスタライブで夢のコラボ配信。ナダルの意外なカミングアウトにフェデラーも驚き!

ナダル、フェデラー、マリーがインスタライブで夢のコラボ配信。ナダルの意外なカミングアウトにフェデラーも驚き!

ツアーでは長らくライバル同士の2人だが、関係は非常に良好だ。(C)GettyImage

昨今、新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止を余儀なくされている。いつになれば通常通りに開催できるのか、まだ誰にもわからない状況だ。

 そのような状況の中、選手たちも我々と同様に自宅で過ごしているが、最近は錦織圭や、ノバク・ジョコビッチなどのトップ選手が、SNSのライブ配信でファンとの交流を行ない話題となっている。

 そして21日(日本時間)には、ついにあのラファエル・ナダルがインスタライブを実施。長年のライバルであるロジャー・フェデラーや、アンディ・マリーとの夢のコラボ配信で、多くのテニスファンを熱狂させた。

 超豪華なコラボ配信と期待されたが、インスタライブの操作に慣れていない様子のナダルは、配信をはじめたはいいのものの、フェデラーの招待に悪戦苦闘。一時は、眉間にしわを寄せながら画面を注視するナダルのおでこを眺めるだけの配信となり、これを見ていたマリーからは「彼は52回は全仏オープンで優勝できるだろうけど、インスタグラムとなるとてんでダメだ」と茶化されていた。
  ようやくフェデラーとの合流に成功し、史上最高のテニスプレーヤー2人のコラボ配信が開始。まずは互いの近況報告からで、フェデラーから「(中止となった)インディアンウェルズ以降はプレーしたの?」と問われたナダルは「実はインディアンウェルズからラケットを握っていないんだ」と驚きの告白。それを聞いたフェデラーは「完璧だ!(ツアーに)戻ってきてもプレーできなくなっているだろうからね!」と大喜びの様子だった。

 続いて、2月に手術を受けたフェデラーの右ヒザについての話題に。とても調子が良いというフェデラーは「今はあまりにも時間に余裕がありすぎる。急ぐ必要がないんだ。リハビリと筋力トレーニングをしながら、少し壁打ちもした。今回は、前回よりも簡単な手術だったんだ」と話した。

 さらに「ずっと聞きたかったことがある」というフェデラーは、本来は右利きであるはずのナダルに「なぜ右手でプレーしないの?」と質問。これに対しナダルは「僕は右手ではプレーできないよ!(右手でプレーできるというのは)ただの迷信だ!」と明かした。

 バスケットボールやほかの動作をする時は右利きだが、サッカーとテニスに関しては左利きだという。ナダルのレフティ特有のプレーに、長らく苦労させられてきたフェデラーは「そうだったんだね。オーケー。それなら怒ることはできないな…」と意外そうに答えていた。
  フェデラーとの配信を終えると、続いてマリーを招待して配信を開始。

 マリーは、右臀部の故障が治ったという、うれしいニュースをナダルに伝え、今最も熱中して取り組んでいることは2人の子どもたちの教育だと冗談めかした。

 テニスボールにはここしばらく触れられていないが、週末に開催されるマドリード・オープンのバーチャル大会に向けて、PS4でテニスゲーム『テニス ワールドツアー』を楽しんでいるというマリー。実際の選手を操作してプレーできるゲームだが、どうやらマリー自身はそのゲームに収録されていないようで、クレーコートの試合ではナダルでプレーしていると明かした。
  ゲームでのナダルは、実際の彼に忠実ではないようで「ゲーム上でのきみは1セットが終わるたびに信じられないくらい疲れているんだ。でも僕は、きみのそんな姿を見たことないよ!」と苦言を呈していた。一方のナダル自身も、同じくバーチャル大会に出場するのだが、あまり熱心に練習はしていないようで、マリーに一緒に練習しようと持ち掛けていた。

 今回の配信の様子は、ATPの公式YouTubeチャンネルでも公開されているので、気になる人はチェックしてみてほしい。ツアーの中断はまだまだ続くが、その間は今回のように選手たちのリラックスした姿を楽しみながら、彼らがネットを挟んで対戦する日を待つことにしよう。

文●誉田優
フリーライター。早稲田大学スポーツ科学部卒業。
Twitter:yu_honda/instagram:yu_honda

【PHOTO】クレーコートの絶対的覇者、“燃え盛る男”ラファエル・ナダルの「フレンチオープン2019」を振り返る!

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