選手よりも「もっと複雑な状況に直面する人々を助けたい」世界8位のベレッティーニが、ティームに続いて下位選手救済案へ異見

選手よりも「もっと複雑な状況に直面する人々を助けたい」世界8位のベレッティーニが、ティームに続いて下位選手救済案へ異見

24歳のベレッティーニは、昨年の1年間でランキングを50位近くジャンプアップさせて、トップ10入りを果たしたイタリアの成長株だ。(C)Getty Images

男子テニス世界ランク8位で、昨年の全米オープンでベスト4に進出したイタリアのマテオ・ベレッティーニが、ジョコビッチらビッグ3の提言した下位選手救済案への不参加を検討していることを、フランスのメディア『レキップ』が報じた。

 新型コロナウイルスの影響により、ツアーが中断し、そのために賞金を得られず、経済的に困窮しているプレーヤーたちが多い。先月中旬、そんな下位ランクのプレーヤーたちに支援の手を差し伸べようと、ビッグ3のひとりであるノバク・ジョコビッチが、トップ100選手とATP、各グランドスラムなどを資金源として、計400万〜450万ドル(4億3200万円から4億8600万円)の援助を提案した。

 テニス界からは、この救済案について賛同する意見が多い一方で、世界ランク3位のドミニク・ティームは、下位選手の一部には「プロフェッショナルではない選手もいる」として大規模な援助への苦言を呈していたが、今回ベレッティーニがこれに続く形となった。
  ベレッティーニは「ノレ(ノバク・ジョコビッチ)とは連絡をとった。僕はテニスプレーヤーではなく、医療施設や、困難の中にいる家族など、もっと複雑な状況に直面している人々を助けたいんだ」という。ただし、下位選手への理解も示していることも付け加えた。

「助けを必要としている選手はたくさんいる。このプロジェクトはテニス界にとって非常にポジティブなもので、トップ選手も下位選手を気にかけているということを示している」としながら、あくまでより直接的に、新型コロナウイルスがもたらす困難と闘う人々を助けたいのだと述べた。

構成●スマッシュ編集部

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