「憤慨し、落胆している」世界ランク2位・ハレプの突然の欠場に、パレルモOP関係者が怒りのコメント

「憤慨し、落胆している」世界ランク2位・ハレプの突然の欠場に、パレルモOP関係者が怒りのコメント

状況が状況だけに、欠場の決断もわからなくもないが…。(C)GettyImages

女子テニスツアーの再開を目前に控え、世界ランク2位のシモナ・ハレプの決断が波紋を呼んでいる。

 WTAツアーは、来週からのパレルモ・オープンにて男子テニスツアーに先駆けて再開される。当初は同大会にハレプもエントリーしており、7月11日には自身のツイッターで「10年ぶりにパレルモに戻ることができてうれしいです。素晴らしい1週間を過ごせますように」と出場を心待ちにしている様子を投稿していたのだが、大会まで1週間を切った27日に、突如として欠場を申し入れたという。

 このハレプの決断は、彼女の住むルーマニアで、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを鑑みてのもの。

 ハレプはツイッターで「現在のルーマニアでのコロナウイルスの状況を考えると、この時期に飛行機で移動するのは不安です。そのためパレルモ・オープンの欠場を決めました。私が出場できるように努力してくれたトーナメントディレクターと、イタリア保健省に感謝しています」とした。
  ハレプが言うように、大会関係者はルーマニア在住の彼女が大会に出場できるよう、イタリア政府へと呼び掛けていた。やっとのことで例外的措置を取りつけ、心置きなく大会に参加してもらおうと、その旨を連絡した矢先の欠場の発表だったため、彼らは戸惑いを隠しきれないようだ。

 トーナメントディレクターのオリビエロ・パルマ氏は、「世界2位のハレプが欠場を決めたのはとても残念です」と語る。「ハレプのチームに、例外措置が認められたことを伝えましたが、向こうから返ってきたのは欠場するという決断のみです。我々は非常に憤慨し、落胆しています」と怒りをあらわにした。

 パレルモ・オープンは8月3日に開幕。出場選手には、4日おきに健康管理とウイルス検査が行われる予定だ。

文●誉田優

【動画】久々のパレルモを心待ちにしていたハレプのメッセージ動画と、欠場をアナウンスするツイート

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