「時代はラファなんだ」キリオスがナダルの全仏V13を絶賛。犬猿の仲に変化の兆し!?

「時代はラファなんだ」キリオスがナダルの全仏V13を絶賛。犬猿の仲に変化の兆し!?

互いに尊敬の念を示すようになったキリオス(左)とナダル(右)。(C)Getty Images

男子テニス世界ランク44位のニック・キリオス(オーストラリア)は、ラファエル・ナダル(スペイン)が“史上最高の選手”だとNBA(米男子プロバスケットボールリーグ)の番組 『Courtside Huddle』 に語った。

 先日行なわれた全仏オープン決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、同大会3度目の4連覇を達成したナダル。これにより、自身の持つグランドスラム最多優勝記録を、13に塗り替える偉業を成し遂げたわけだが、そんなナダルについてキリオスは次のように語ったようだ。

「正直、このような試合はもう二度と見られないと思う。彼は最高の選手であることは間違いないよ。(ロジャー)フェデラーも非常に優れた選手だが、実際、時代はラファなんだ。もちろんこれは議論の余地があることだけどね」
  コート上での気性の荒さが目立つキリオスは、歯に衣着せぬ物言いでも有名で、気に入らない選手を過激に批判することも多い。特にナダルとの舌戦は注目を集め、昨年3月に行なわれたメキシコ・オープンでは、2回戦でキリオスに敗れたナダルが、試合中のキリオスの態度を「敬意に欠けている」と批判すると、「(ナダルは)自分とは正反対」で「怒りっぽい負け犬」だとキリオスが反撃するなど、険悪なムードを漂わせていた。

 それだけに、今回のキリオスの発言は意外にも思えるが、2人の関係は少しずつ変化しているようだ。きっかけとなったのは、今年1月に行なわれた全豪オープンでの対戦だろう。地元の声援を受けるキリオスをナダルが激闘の末に下したが、ナダルは試合後に「男子テニス界で最も高い才能を持つ選手の1人」とキリオスを評価。以来は互いに尊敬の念を示している。

 キリオス自身も「(これまでは)互いのプレーに違いがあった」と認めつつ、「ラファは絶対的なチャンピオンで、20回のグランドスラム優勝は信じられないくらいすごいこと。もう2度と見られないだと思う」とナダルを絶賛した。

構成●スマッシュ編集部

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