メドベージェフ「自分にとってベストマッチかも…」ティームを下して最終戦初タイトル獲得

メドベージェフ「自分にとってベストマッチかも…」ティームを下して最終戦初タイトル獲得

ロシア勢の優勝は2009年のダビデンコ氏以来11年ぶり。(C)Getty Images

男子テニスツアー最終戦『Nitto ATPファイナルズ』(11月15日〜22日/イギリス・ロンドン/屋内ハード)は、現地22日に決勝戦が行なわれ、世界ランク4位のダニール・メドベージェフが同3位のドミニク・ティームを4−6、7−6、6−4での逆転で破り、最終戦初の優勝を果たした。第1セットを落としながらも、終始安定したプレーを貫いたメドベージェフがフルセットの末にティームを下した。

 試合終了の瞬間は喜びを噛み締めた様子でティームと健闘をたたえ合ったメドベージェフ。ベンチに戻ると笑顔でガッツポーズを作り、カメラに向かって「ありがとう」とサインをした。これでメドベージェフは、今月初めのパリ・マスターズから10連勝を記録。最高の形で今シーズンを終えた。

 優勝者スピーチでメドベージェフは「本当にすごい試合でした。自分にとってのベストマッチかもしれません。ドミニク(ティーム)のような素晴らしい選手と戦えて光栄です」と試合を振り返りつつ、「ドミニク、本当に今シーズンは素晴らしい活躍でしたね。君のチームも素晴らしいと思います。大きな大会でまた戦いましょう」と敗者にも称賛の言葉を送っていた。
  また、最終戦でのロシア勢の優勝はニコライ・ダビデンコ氏以来11年ぶりの快挙となったが、そのことについては「ロンドンでの初代チャンピオンがロシア人だったから、『もし最後のチャンピオンもロシア人になったらすごいことになる』と大会前にずっと言っていた。僕を含め多くの子どもたちにインスピレーションを与えたダビデンコ氏に感謝の気持ちを伝えたい」と明かした。

 一方で、2年連続の準優勝となったティームは「気持ちは残念だけど、自分のパフォーマンスには満足しています。ダニールは素晴らしいプレーでした。今後も一緒にいい試合をしていきましょう」と勝者を称えた上で、「自分のチームにありがとうと言いたいです。とても良いシーズンを送れました。いつも支えてくれてありがとう」と、陣営へ感謝の言葉を伝えた。

 準決勝では両者ともに、BIG3の一角であるノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)を破っての決勝進出。またしてもテニス界に世代交代の予兆を感じさせた。次世代を担う2人の来シーズンの活躍にも注目が集まる。

文●中村光佑

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