「1日16時間学校いる」教員のブラックな働き方に驚愕

「1日16時間学校いる」教員のブラックな働き方に驚愕

1日16時間勤務とは相当な激務 ※この画像はサイトのスクリーンショットです

9月8日、ある中学教員とみられるユーザーが、職場の“ブラックぶり”を告発するツイートを発信。これが4万2000人以上にリツイートされ、ネット上では教師の労働のあり方を巡って議論が巻き起こっている。

話題となっているのは、プロフィールで「中学教員しています」と名乗る人物がつぶやいた、

「私たち教員にも休む権利をください。人間らしい生活を送る権利をください。一日16時間も学校にいる今の生活は異常です。午後10時に学校に電話かけてくる保護者さん、『なんで○○先生はもう帰ってるんですか?』と、何故怒るのですか? 午後10時に電話が繋がることに疑問は抱かないのですか」

というツイートだ。この人物は、これまでも、

「保護者の皆さん知ってください。部活顧問は強制ボランティアだということを」
「朝7時から1時間の朝部も、夕方定時以降の夕部もみーーんなボランティアだって、土日も強制ボランティアだって保護者の前で何故訴えたらダメなんですか」
「文科省助けて。部活顧問の手当て増額なんていらない。私が欲しいのは部活からの解放、心の余裕、授業準備の時間」

など、Twitter上で教員の過酷な勤務実態を訴えてきたが、今回のツイートが一気に拡散。一部からは、

「教師は社会人以前に人を導く指導者である。何故教師を職業に選んだの?」
「嫌なら辞めろよ! 望んで教員になったんだろ? お前より大変な仕事は世の中山程ある!」

といった厳しい声もあるものの、

「だぁかぁらぁ、学校は勉強だけする場所にしちまえ。くたびれた先生を見ても子どもは将来に絶望を抱くだけ」
「学校って労基署の管轄外なんですかね?」
「教師がどれ程疲弊しても構わないと考える保護者は、間接的に子供の環境を悪化させている。過労ゾンビ状態の教師に我が子を預けて心配にならないのか。心底不思議」

など、「教師の労働環境は改められるべき」という意見が上がっている。また、

「ホントこれだわ。今月も安定の土日休みなし!修学旅行引率して帰ってきた次の日も部活!平日に振り休(※編集部註:振り替え休日)あるけど、他の学年はいるから夕方にまた部活!」
「放課後どころか日・祝日も盆暮れ正月も普通に潰されます」
「両親が教師の私も同意します。部活がボランティアなのは絶対知られるべき」

など、教員関係者と思われるユーザーの証言も次々と寄せられており、過酷な勤務実態が存在するは事実のようだ。

文部科学省は今年度に入り、教員の多忙を解消するための施策を検討するタスクフォース(任務組織)を設置。同組織が今年6月にまとめた報告書では、部活動について学校外の人材を指導者として起用する「部活動指導員(仮称)」の導入や休養日の設定を推進することなどを表明したが、いずれもまだ検討段階。疲れきった教員の存在は、教員本人のみならず、子どもたちにとっても不幸なだけに、国および文科省には、早急な対応が求められそうだ。
(金子則男)


※当記事は2016年09月12日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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