社長は「鉈出殺殺」元総長 「元ヤンインターン」が話題

農業生産法人の「元ヤンインターン募集」に絶賛の声 社長は"鉈出殺殺"の元総長

記事まとめ

  • 「元ヤンキーインターン募集」と題した人材募集を行う農業生産法人が報じられた
  • 代表取締役は千葉の暴走族・鉈出殺殺(なたでここ)の元総長、社員も元ヤンキーばかりだ
  • Twitterでは、「面白い取り組み」「これは逆転の発想だね」と絶賛の声が相次いでいる

社長は「鉈出殺殺」元総長 「元ヤンインターン」が話題

社長は「鉈出殺殺」元総長 「元ヤンインターン」が話題

インターンにどれくらい応募があったか気になるところだ ※この画像はサイトのスクリーンショットです

「元ヤンキーインターン募集」と題した人材募集を行う農業生産法人「ベジフルファーム」が『AbemaTIMES』で報じられ、ネットで話題になっている。

これはもともとAbemaTV『AbemaWave サタデーナイト』で紹介されたもの。ベジフルファームのサイトに掲載された「元ヤンキーインターン募集」には、農業未経験者はもちろん、タトゥーOK(シールNG)、根性焼き跡OK、「元」であればチーマー・レディース・カラーギャングOK、パンチパーマ優遇などの驚きの条件がズラリと並ぶ。「元ヤンキーはガッツある人間が多い」としながら、「ヤンキー精神がある大和魂人材をお待ちしています」と元ヤンからの応募を熱望しているようだ。

それもそのはず、同法人の代表取締役の田中健二さんは、かつて喧嘩や暴走行為に明け暮れていた千葉の暴走族・鉈出殺殺(なたでここ)の元総長。もちろん社員も元ヤンキーばかりだ。例えば、社員の佐藤武緒さんは鉈出殺殺と抗争を繰り広げてきた犯那殺多(ぱんなこった)の元総長で、20年前には駅で囲まれた10人と仲裁に入ったサラリーマン計11人に勝った伝説の持ち主だという。

Twitterでは、

「面白い取り組みだと思うけどね」
「頑張る人を諸先輩方は応援してくれるでしょう。頑張れ!」
「ヤンキーが農家、これは支持されるんじゃない。先生になるヤンキーよりは微笑ましい」
「その人の得意分野で活かせる就労が良いよね。 排除する日本でなく個性を生かす就労を進めてほしい」
「これは逆転の発想だね。代表が元ヤンでなければ思いつかなかったろう。素晴らしい試みです」

と絶賛の声が相次いでいる。

「適材適所の人材活用法。それより、チーム名に吹いたww」
「元ヤンのチーム名が銀魂で出てきそうって思った。普通にいい話や」
「ナタデココとパンナコッタの争いで吹いたけどいい話」
「族のネーミングが非常に可愛らしいが、なんとなく敵感は伝わってくるww」
「暴走族名でココイチ大爆笑。こんなに笑ったのは久々である」

と族の名称が印象的だったという声も上がった。

一見、農業とヤンキーは意外な組み合わせに思われがちだが、田中さんは「ヤンキーは農業に向いている」と断言している。ヤンキーの「負けず嫌いの精神」が生産性を高め、「バイクや車好きが高じて農機具を自らメンテナンスできる」ことで経費削減を実現。しかも、「ヤンキー精神」の根底にある「先輩へのリスペクト」が先輩農家との交流を通じて、うまく技術を習得できる点も農業に活きているという。

11月26日発売号をもって、自動車・バイク雑誌『チャンプロード』(笠倉出版社)が休刊するなど、日本独自のヤンキー文化の衰退が惜しまれていただけに、ユーザーからも称賛が多かったことも頷ける。「ヤンキー精神」が農業で生き続けることになるのだろうか。この勢いでバリバリと駆け抜ければ、農業界の“頭”になる日も近い!?
(山中一生)


※当記事は2016年10月15日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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