アイドル通学させず母摘発「不登校との線引きは?」の声

アイドルの娘を中学校に通わせず母親を書類送検 「不登校との線引きは?」など疑問も

記事まとめ

  • アイドル活動している女子生徒を中学校に通わせなかったとして母親が書類送検された
  • 芸能活動や不登校など子どもの意思で学校に通わない場合は、違反にならないことが多い
  • 『とくダネ』に姉がVTRで出演、いじめやストーカー行為で通学しづらい状況を説明した

アイドル通学させず母摘発「不登校との線引きは?」の声

アイドル通学させず母摘発「不登校との線引きは?」の声

子役タレントの学業事情について、自らの体験を明かすはるかぜちゃん ※この画像はサイトのスクリーンショットです(はるかぜちゃん公式ツイッターより)

アイドルとして活動している中学3年生の女子生徒を中学校に通わせなかったとして、大阪府警黒山署がアイドルの母親を学校教育法違反の疑いで書類送検した。全国でも珍しいこのケースについて、ネット上で議論が繰り広げられている。

女子生徒は、小学生のころに動画共有サイトでの生配信を開始し、子供とは思えないトークスキルで人気配信者となった。その後、姉とともにユニットを結成、東京を拠点にライブに出演するなど、アイドル活動を行っていた。

母親の送検容疑は、2015年9月から2016年2月にかけて、当時女子生徒が在籍していた大阪府大阪狭山市の市立中学に通わせなかったというもの。校長から6回の督促があったにもかかわらず、無視していたという。母親は、子供の芸能活動を支えたかったと話し、容疑を認めているとのこと。

子供を学校に通わせなかったということで送検になった今回のケース。ツイッターでは、

「昔からいる不登校の子もアウトになるんか?芸能活動が問題なのかな?線引きがよー分からん」
「不登校の子の母親だったり、芸能活動してる子役ちゃんの母親は書類送検されないのに、ネットアイドルはされるんだ?よくわからん」
「無理やり行かせなかったのか、娘の意思か。 イジメ等での不登校の子や、行かせない親とどう区別するんだろ」

などの意見が交わされている。もちろん、子どもに義務教育を受けさせるのは親の務め。ただ、芸能活動や不登校などを理由に子どもの意思で学校に通わない場合は、就学義務違反にならないことがほとんど。なぜ今回問題になったのか、疑問を抱くネットユーザーが多いようだ。

ちなみに、1月19日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に、女子生徒とユニットを組んでいた姉がVTRで出演。女子生徒に対するいじめやストーカー行為があり、通学しづらい状況であったと説明した。どうやら、女性生徒が学校に行かなかったのは、単純に芸能活動のためだけではないようだ。

今回のニュースを受けて、子役・タレントとして小学生のころから芸能活動をしている「はるかぜちゃん」こと春名風花は今回の報道に対しツイッターで、「子どもが学校に行きたくなくてお母さんがその意思を尊重してる」のになぜ逮捕されたのか疑問を呈したうえで、

「子役が芸能活動で学校をお休みする時は必ず学校に報告をして課外活動の許可をもらいます。
もちろんどんなに仕事で疲れていても、親はできるだけ学校に行かせる努力をしなければいけません
売れっ子でなかなか学校に行けない場合も現場から学校に電話して、どこまで進んだかを教えてもらったり」

と、コメントしている。今回問題となった母親が、課外活動の許可を申請していたかなどは不明。芸能活動に精進するにせよ、学業と両立するにせよ、保護者の協力が子どもにとってプラスに働くことだけは間違いない。

(小浦大生)


※当記事は2017年01月21日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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