【光回線】“速くて快適”なIPv6って従来方式IPv4とは何が違うの?

【光回線】“速くて快適”なIPv6って従来方式IPv4とは何が違うの?

【光回線】“速くて快適”なIPv6って従来方式IPv4とは何が違うの?

「IPv6なら速くて快適!」など、インターネットの光回線を紹介する際、「IPv6」がひとつのトレンドワードとなっています。でも、「IPv6とは?」「IPv4と何が違う?」という声もよく耳にします。サポート窓口への問い合わせも多いというIPv6とは、いったいどのような仕組みなのでしょうか。

◆従来型のインターネット接続方式「IPv4」とは?

光回線の導入&乗り換えブームが起きつつあるともいわれる昨今、お得な情報を見逃さないよう、改めて光回線について知りたい、といった声が聞かれます。

そうした中、サポート窓口への問い合わせでもっとも多いとされる疑問点が、IPv6関連なのだそう。

例えば@nifty光の公式サイトを見ても、「最大1Gbpsの光回線×IPv6接続の高速インターネット」など、IPv6のスピード面のアピールが目に飛び込んできます。“速度”や“快適”という言葉とセットになることの多いIPv6ですが、よくわからない人からすれば「?」となってしまうことも多いのでは?

そもそも「IPv*」とはインターネット接続の仕組みを表す言葉で、インターネット通信をする際の“ルール”にあたるものと考えてください。従来の光回線には、現在でも使われている「IPv4(トンネル方式)」が用いられていました。

このIPv4でインターネットに接続する場合、「網終端装置」と呼ばれるものを経由する必要があり、時間帯やエリアによっては装置の許容範囲を超えるデータがやりとりされ、結果的に速度低下などの遅延に……という現象が起きてしまいます。

こう書くとわかりにくいかもしれませんが、例えば大きなターミナル駅での通勤ラッシュ時、一斉に自動改札に人が集中したりエスカレーターでの移動に列ができたり、といった状況を思い浮かべてください。その混雑ぶりは改めて言うまでもないでしょう。

IPv4では、これと同じような現象が起きるため、時間などの要素の影響で速度が遅く感じることが生じるのです。

◆最新のインターネット接続方式「IPv6」とは?

一方、IPv6は、先ほど説明した網終端装置を経由しないでインターネットに接続が可能。皆さんの家庭からそのまま世界中のインターネット回線につなげる仕組みであることから、自然のまま(つなげる)=ネイティブ(方式)とも呼ばれます。

つまり、インターネットの入り口となる“門”を取り外し、どこからでも自由に入れるようにした……とイメージしてみてください。入り口に仕切りがなければ混雑は発生せず、速度が落ちることがないのがわかってもらえると思います。

実は、IPv4の混雑を解消するためIPv6が登場したわけではなく、使用可能なIPアドレス(インターネット上の住所)を増加させることが本来の目的でした。

日常的に利用する分には意識しなくても問題ありませんが、簡単に説明しておくと、IPv4で使えるIPアドレスは43億個。全世界の人口が約80億人といわれる現在、1人がパソコンとスマホの2端末で接続することなどを考えれば、43億個では足りません。

その解消のためにIPv6が登場。IPv6は事実上、無限のIPアドレスを使えるので、枯渇問題が発生することはありません。

◆IPv4とIPv6、結局何が違う?

ここまでの説明で勘がいい方なら、「IPv6はIPv4に比べて、インターネット通信の速度を早くするための仕組みではない」ということに気づくのでは。

では、どうしてIPv6の通信速度が速いのでしょうか。

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