【2021年版】M1チップ搭載のMacBook Pro 13インチを比較レビュー|16インチとの違いを解説

【2021年版】M1チップ搭載のMacBook Pro 13インチを比較レビュー|16インチとの違いを解説

アップルM1搭載モデルの特徴

【2021版】MacBook Pro 13インチを比較レビュー|16インチとの違いやM1チップを解説のアイキャッチ

Apple社が展開しているノートパソコンシリーズMacBook。
MacBookは性能の高さ、シンプルな操作性、統一感のあるおしゃれなデザインが魅力です。

現在販売されているのはMacBook ProシリーズとMacBook Airシリーズの2種類。なかでもMacBook Proシリーズの13インチモデルは高い人気を誇っています。

2020年11月17日に発売された最新のMacBook Pro 13インチモデルには、Apple社が新たに独自開発した「M1(エムワン)チップ」が搭載されていることで大きな注目を集めました。

そこで今回は、最新MacBook Pro 13インチモデルのM1チップやスペックを解説していきます。
また、16インチモデルとの違いや、歴代モデルと比較しながらどれくらい進化したのかについても解説するのでぜひ参考にしてください!

◆MacBook Pro 13インチの「M1チップ」とは?

M1チップの画像

M1チップとは、Apple社がMacのパソコンのために開発したチップのことです。
従来のモデルにはIntel(インテル)のCPUが採用されていましたが、2020年に発売された最新のMacBook Pro 13インチ、MacBook Air、Mac miniではM1チップが採用されています。

IntelのCPUからM1チップに変更されたことによってどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではM1チップを採用したモデルの特徴をご紹介していきます。

◇M1チップのメリット:処理能力

処理能力のイメージ

M1チップは4つの高性能コアと4つの高効率コアをあわせた8コアCPUとなっており、従来のモデルからCPU性能が最大2.8倍パワーアップ。
負荷の大きいマルチタスクでも高いパフォーマンスを発揮してくれます。

また、16コアのNeural Engine(ニューラルエンジン)を搭載したことで、機械学習能力が最大11倍になりました。
これにより動画や画像に写っている人・モノの分析、音声入力時の音声認識などの精度や処理速度が大幅に向上しています。

◇M1チップのメリット:グラフィックス性能

グラフィックス性能のイメージ

M1チップには8コアのグラフィックプロセッサを採用したことで、パソコン史上最も速い統合型グラフィックスを与えています。

グラフィックス性能が最大5倍向上したため、ハイクオリティなグラフィックをより高速に処理できるようになりました。
動画編集などのクリエイティブな作業やPCゲームをプレイする人にとって非常に大きなメリットといえるでしょう。

一点気をつけておきたいのが、M1チップモデルは外付けのグラフィックプロセッサ「eGPU」に対応していないところです。
従来のモデルはグラフィックス性能に満足いかなかった際にeGPUで性能を底上げできましたが、M1チップモデルはそれができないので注意しましょう。

◇M1チップのメリット:消費電力

消費電力のイメージ

Macパソコンに最適化されたM1チップは電力効率が高いので、Intelモデルより消費電力が少ないです。
また、M1チップの8コアCPU(高性能コア×4 + 高効率コア×4)が負荷の大きい作業を効率的に処理し、わずかな電力消費で高いパフォーマンスを発揮してくれます。

従来のモデルはバッテリー駆動時間が最大10時間程度でしたが、M1チップを搭載した最新のMacBook Pro 13インチモデルは最大20時間と大幅に長くなりました。

M1チップは優れた処理能力だけでなく、Mac史上最も電力効率の良いCPUでもあるのです。

◇M1チップのメリット:iOSアプリの互換性

iOSアプリの互換性のイメージ

CPUにM1チップを搭載したモデルはiPhone・iPad用のiOSアプリと互換性があります。
ノートパソコン上でiPhoneで使っていたようなアプリがそのまま使えるので、今までのMacBook Proより使い方の幅が広がりました。

たとえば、iPhone用のゲームアプリをノートパソコンで楽しんだり、MacBook ProとiPhoneで同じアプリを使って効率的にデータを共有といったことができるようになります。

アプリのダウンロードはiPhoneやiPadと同じようにApp Storeから実行可能です。

◇M1チップのメリット:価格の安さ

 

価格の安さのイメージ

M1チップモデルは、IntelのCPUを搭載したモデルより本体価格が安い傾向にあります。

両モデルのスペックが「メモリ16GB」「ストレージSSD512GB」のときのAppleオンラインストアの価格です。

2020年に発売されたMacBook Pro 13インチのM1チップモデルとIntelモデルの本体価格がこちら。

MacBook Pro 13インチ(M1):192,280円(税込)〜
MacBook Pro 13インチ(Intel):207,680円(税込)〜
メモリやストレージが同じ条件ならM1チップモデルのほうが15,400円安いです。
また、Intelモデルは追加オプションでCPUを向上させると22,000円かかるので、最大37,400円の価格差になります。
※Appleオンラインストア価格の場合

M1チップは低価格で高いパフォーマンスを発揮できます。

◆最新MacBook Proシリーズの性能・スペックを比較

現在販売されている「MacBook Pro 13インチ(M1)」「MacBook Pro 13インチ(Intel)」「MacBook Pro 16インチ(Intel)」3モデルの性能・スペックを比較していきましょう。

MacBookProスペック一覧表

◇「価格」で比較

追加オプションなしの本体価格はMacBook Pro 13インチ(M1)が最も安いです。
ほかのモデルと比較すると、MacBook Pro 13インチ(Intel)は約5万円、MacBook Pro 16インチは約11万円ほど価格が高いことがわかります。

MacBook Pro 13インチ(M1)は最もリーズナブルですが、その分性能が悪いというわけではありません。
CPUにM1チップを搭載しているため、むしろ高性能です。
予算控えめでコスパの良いノートパソコンを探している人は、MacBook Pro 13インチ(M1)一択といえるでしょう。

◇「カラーバリエーション」で比較

MacBookProのカラーバリエーション

出典:13インチMacBook Pro ? 仕様 ? Apple(日本)

現行のMacBook Proシリーズは、シルバーとスペースグレイの2色になります。

モデル独自のカラーがなく、すべて同じカラーバリエーションなので気軽に好きなモデルを選べるでしょう。

◇「ディスプレイ」で比較

描写表現のクオリティ

MacBook Pro 13インチモデルのディスプレイサイズはどちらも13.3インチとなっています。
解像度も2,560 x 1,600と全く同じなので、ディスプレイによる作業効率の違いはありません。

一方のMacBook Pro 16インチは3,072 x 1,920と高解像度なので、13インチモデルより画面に表示できる情報量が多いです。
作業効率だけで見ればディスプレイの大きい16インチモデルに軍配が上がるでしょう。

画面を目に優しい色合いで表示するTrue Tone機能についてはMacBook Proシリーズすべてのモデルに搭載されているため、長時間の作業でも安心です。

◇「本体サイズと重さ」で比較

13インチモデルの2種類は本体サイズと重さが同じなので、持ち運びやすさは変わりません。

一方の16インチモデルはディスプレイが大きいため、本体サイズも大きくなっています。
重さは13インチモデルより0.6kg重く、持ち運びの際に負担になりやすいです。

したがって、持ち運びメインで使うなら13インチ、自宅メインで使うなら16インチといった選び方になるでしょう。

◇「メモリ」で比較

メモリのイメージ

負荷の大きいアプリや複数のアプリを同時に使って作業するときの動作速度に関わってくるのがメモリです。
メモリが大きければ同時に複数アプリを動かしても快適に作業できます。

選び方の目安は以下を参考にするといいでしょう。

・8GB:動画視聴、ネットサーフィン、ビジネスソフトの利用がメインの人
・16GB:軽めの動画編集、PCゲームのプレイ、高画質な動画視聴がメインの人
・32GB以上:4K画質の本格的な動画編集がメインの人

メモリは追加オプションで底上げできますが、MacBook Pro 13インチ(M1)は最大16GBまでしか対応していません。
現行のMacBook Proシリーズはあとからメモリ増設することができないので、本格的な動画編集用途でMacBook Pro 13インチ(M1)を購入予定の人はメモリ不足に注意しましょう。

◇「ストレージの容量」で比較

ストレージのイメージ

動画やゲームなどのデータを保存できる量に関わってくるのがストレージの容量になります。

最新のMacBook Pro 13インチ(M1)の標準スペックは256GBとストレージが少なめなので、データをたくさん保存する人は容量不足に注意が必要です。

ストレージ容量の不足が気になる場合は、iCloudやGoogleドライブなどのオンラインストレージサービス、外付けのHDDやSSDを利用しましょう。

◇「バッテリー駆動時間」で比較

1回あたりの充電でどれくらい長く使えるかの目安がバッテリー駆動時間です。
バッテリー駆動時間はワイヤレスインターネットとApple TVアプリのムービー再生の2種類で表記されます。

MacBook Pro 13インチ(M1)はMacBook史上最も長い最大20時間のバッテリー駆動が可能。
従来のモデルが最大10時間程度だったので、約2倍の時間を連続して利用できるようになっています。

外出先に持ち込んで使う機会の多い人は、バッテリー駆動時間が圧倒的に長いMacBook Pro 13インチ(M1)一択です。

続きは家電小ネタ帳
※記載の内容は2021年5月9日時点の情報です。 

×