暖房器具の種類を比較! メリット・デメリット、電気代、安全性を徹底分析
2022年10月21日 11時45分家電小ネタ帳
10月も半ばを過ぎ、そろそろ冬の準備を考え始める季節になりました。
寒い冬を快適に乗り切るために必要なのが暖房器具。
エアコンや電気ストーブなど、一言に暖房器具と言っても、暖房効果には様々な違いがあります。
そこで今回は、様々な暖房器具のメリットやデメリット、電気代や安全性などを分析してみました。
暖房器具選びの参考にしていただければ幸いです。
まずは、代表的な暖房器具を紹介します。
エアコン、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、シーズヒーター、ガスストーブ、ガスファンヒーター、オイルヒーター、セラミックファンヒーター、パネルヒーター、電気カーペット、電気毛布の11種類です。
記事ではこちらの11種類について、メリットやデメリット、電気代や安全性を紹介しています。
今回はこの中から、いくつかの暖房器具の特徴を紹介していきます。
代表的な暖房器具であるエアコンは、室内機と室外機が室内と外気の熱を交換して、暖かい空気を発生させます。
メリットは、運転ボタンを押すとすぐに暖かい空気が発生し、室内を均一に暖めてくれることです。
他にも、石油やガスを使わないので一酸化炭素中毒の心配がないことや、転倒の心配がないことも挙げられます。
デメリットは、エアコンを設置する際に工事が必要なことです。
ご自宅の設置環境によっては工事費用が高額になることも考えられます。
電気代は6畳用のエアコンで1時間あたり11円程度になります。
最近注目を集めているカーボンヒーターは、電気ストーブの一種で、炭素繊維を発熱させて周囲を暖めます。
メリットは、ハロゲンヒーターより熱効率が優れていて、暖まるのが早いことです。
デメリットは、エアコンのように部屋全体を暖めるような性能はないことです。
電気代は、1時間あたり弱運転で8.1円、強運転で24.3円ほどです。
発熱部分がとても熱くなるので接触による火傷や転倒による引火に注意が必要です。
トイレや脱衣所など、広くない範囲をピンポイントで暖めたいときに役に立つセラミックファンヒーターは、電気ストーブの一種で、特殊加工が施されたセラミックスを電気で発熱させ、ファンによる送風で室内を暖めます。
メリットは、石油やガスなどの燃料を使用しないので、工事や燃料の補給が必要ないことです。
デメリットは、出力が弱い傾向にあり、広い範囲を暖めるのに不向きなことです。
電気代は1時間あたり弱運転で約15円程度、強運転で約30円程度です。
運転中の転倒や衣類の接触は、火災の原因となる場合もあり、注意が必要です。
このように記事本編では今回挙げた11種類の暖房器具について、メリット・デメリットの他、電気代や安全性についても詳しく紹介しています。
記事本編を読んでいただければ、数ある暖房器具の中からどんな製品がご自宅にあるといいか、参考にしていただけると思います。
詳しくは「家電小ネタ帳」をご覧ください。