電子レンジの掃除方法を汚れ別に紹介!重曹の使い方やにおいを取る方法は?
2020年09月03日 18時49分 家電小ネタ帳

電子レンジの掃除方法を汚れ別に紹介!重曹の使い方やにおいを取る方法は?
電子レンジは使用頻度の高い家電なので、定期的に掃除しないとすぐに汚れがたまってしまいがちです。
口に入れる食品を扱う家電なので、清潔に使いたいですよね。
しかし汚れが頑固で、がんばって掃除をしてもきれいにならない!という経験をした方は多いのではないでしょうか。
汚れがなかなか取れないのは、汚れにあった掃除をしていないから、かもしれません!
電子レンジの掃除で大切なことは、汚れの性質を知り、それに応じた方法で対処することです。
そこで今回は電子レンジの汚れをタイプ別に分類し、それぞれに効果的な掃除方法をご紹介します。
掃除に役立つ重曹やクエン酸などのアイテムについても説明するので、ぜひ参考にしてください。
◆電子レンジの掃除って必要?
電子レンジはお手入れをしなくても、すぐさま故障につながる可能性は低く、後回しになってしまいがちです。
ただ、利用面や健康面、効率面、安全面などさまざまな観点から、こまめに掃除をしたほうがよいといえます。
まずは、掃除が必要な理由についておさらいしましょう。
◇理由1.においや油の汚れによる不快感
電子レンジが汚れていると、食品を取り出すときにベトっとした油の感触が手に伝わってくることがあり、気持ちのいいものではありません。
また、電子レンジを覗いたときに斑点状の汚れがあるときは、カビが発生している可能性があります。
食材を加熱したときに出る水蒸気で、庫内が湿ってしまうのが、カビの原因です。
さらに厄介なのは電子レンジの汚れを放置すると、嫌なにおいが発生することです。
温めた食品ににおいが移ってしまっては、料理を食べるときに不快な思いをしてしまうでしょう。
そのまま放置しておくと、においが落ちなくなって、買い替えを検討しなければならないことも。
毎日の食事を快適にするためにも、電子レンジを掃除する必要があります。
◇理由2.電子レンジの機能が下がってしまう
電子レンジの機能が低下する点も掃除が必要な理由の一つです。
電子レンジが汚れまで温めてしまうと、料理の加熱にむらが出てしまったり、加熱が不十分になってしまったりします。
当然、汚れを加熱するために余計な電磁波を発生させなければならず、消費電力が高くなることも考えられます。
◇理由3.事故やトラブルにつながる
電子レンジは食材を電磁波で加熱して温めます。電磁波は電子レンジの中央部にあたるようにデザインされていますが、それ以外の部分にも放射されます。
したがって、電子レンジのいたるところに付着した汚れも加熱されます。
汚れによっては発煙や発火を起こす危険性があり、庫内の穴や隙間に食品のカスや汁などが付着していると、火花が飛ぶこともあります。
火災トラブルが起きないように、日ごろから庫内の汚れを隅々まで掃除することが重要です。
◆電子レンジの掃除に関する事前知識
電子レンジを掃除する前に知っておきたいのが、汚れの種類と洗剤、掃除箇所です。
事前に把握しておくことで、汚れを適切な方法で除去できるほか、掃除箇所の見落としを防げます。
【汚れは酸性とアルカリ性に区分できる】
電子レンジは食品や料理を温めると、油やたんぱく質が飛び散り、酸性の油汚れが発生します。
また、食品から出る水蒸気が固まると、アルカリ性の水垢も発生します。
酸性とアルカリ性の物質は、それぞれを混ぜ合わせることで中和できます。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うと、効果が期待できます。
しかし、アルカリ性の洗剤では電子レンジに傷をつけたり、塗装が剥げてたり、サビや発火の原因になってしまう恐れがあります。
主要メーカーも、電子レンジの掃除には台所用の中性洗剤を推奨しています。
精密な家電製品なので、刺激の強い洗剤は避け、洗剤を使うなら中性洗剤を使うようにしましょう。
続きは家電小ネタ帳で
※記載の情報は2020年9月4日時点のものです。
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