「Apple Watch Series 7」は買うべきか? 画面領域の拡大、高速充電、防塵対応…専門家がチェック

「Apple Watch Series 7」は買うべきか? 画面領域の拡大、高速充電、防塵対応…専門家がチェック

「iPhone 13」シリーズとともに発表された「Apple Watch Series 7」。今秋後半に日本でも発売予定の最新Apple Watchについて、進化のポイントをチェックします。

米アップルから「Apple Watch Series 7」が発表されました。発売は今秋後半の予定で、日本ではKDDIやソフトバンクでも取り扱うことが明らかにされています。発売が少し先ということで、まだ詳細な仕様や日本での販売価格などは未発表ですが、今までとほとんど変わらないサイズながら、周囲のベゼルの幅が1.7mmまで狭くなり、ディスプレイが約20%広がって、大きく見やすく進化しています。


■ディスプレイが大きく見やすく、操作しやすく進化
ディスプレイの輝度もアップして、常時表示Retinaディスプレイの文字盤が見やすくなったほか、大きくなったディスプレイにあわせて、より大きなフォントサイズが選べるようになりました。

アプリのボタンなどのデザインも変更され、タッチ操作がしやすくなっています。メールやメッセージなどの文字も読みやすくなり、画面にキーボードを表示して文字入力することも可能に。とはいえこれまで通り音声入力もできるので、キーボードは無理に使わなくても特に困らないと思います。


■注目ポイントは耐久性の向上
新しい文字盤も追加されていますが、何より筆者が注目するのは耐久性の向上です。前面のクリスタルが約50%厚くなって、耐亀裂性能がアップ。Apple Watchシリーズでは初めてIP6X相当の防塵にも対応して、アウトドアでより安心して使えるようになりました。もちろん50mの耐水性能も従来通りです。


■高速充電がさらにスピードアップ。1日中着けられる
ディスプレイが大きくなったにもかかわらず、バッテリー駆動時間は変わらず。一方で急速充電の速度は、前モデルよりも最大33%速くなっています。USB-Type Cに対応する専用充電クレードルを使用した場合、45分間で80%まで充電可能とのこと。8分間の充電で、8時間の睡眠記録がとれるとも説明されています。また搭載されているセンサー類はこれまでと変わらず、心拍センサー、心電図アプリケーション、血中酸素ウェルネスセンサーなどが利用可能です。

「Apple Watch Series 7」に搭載されるwatchOS 8には、電動自転車にも対応する自転車のワークアウトメニューが追加され、転倒検出機能はサイクリングで転倒した場合にも作動。このほかマインドフルネスや、日本では未提供ですがアップルのホームフィットネスサービス「Apple Fitness+」との連携も強化されています。

「Apple Fitness+」は今回、英語圏以外の国や地域にもサービスが拡大されることが発表されましたが、残念ながらその中に日本はありませんでした。家からなかなか出られない今まさに役立つサービスだと思うので、1日も早い提供開始に期待したいところです。


■アルミニウムは5色展開
バンドなどはこれまでと同じものが引き続き使えますが、ディスプレイが大きくなったので、サイズの表記は45mmと41mmに変更されました。ケースの素材は5色のカラーバリエーションが用意されるアルミニウムのほか、ステンレススチール、チタニウムの3つをラインナップ。またこれまで通り、NikeやHerm?sとのコラボモデルも展開されます。価格は399ドルからで、「Apple Watch Series 3」と「Apple Watch Series SE」も引き続き発売されます。

今回、新たなセンサーや機能が追加されなかったのは少し物足りなくもありますが、ディスプレイサイズなどの見た目は大幅にアップデートされました。外観の大きな変更は「Apple Watch Series 4」以来、約3年ぶり。センサー類が同じなので前モデル「Apple Watch Series 6」からわざわざ乗り換える必要はないと思いますが、それ以前のモデルのユーザーや、Apple Watchを持っていないiPhoneユーザーは、要チェックです。
(文:太田 百合子(携帯電話・スマートフォンガイド))

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