使わないと損!Windows 10のAnniversary Updateで加わった3つの新機能

使わないと損!Windows 10のAnniversary Updateで加わった3つの新機能

@DIME アットダイム

 Windows 10の2回目のメジャーアップデートとなる「Anniversary Update」が2016年8月に提供されてから1か月が経った。更新プログラムの適用を自動にしていれば、何も手続きすることなくアップデートが適用されるので、知らずのうちに使い始めている人もいるだろう。

 今回は、ビジネスパーソンが知っておきたい「Anniversary Update」の新機能を紹介するので、適用済の人もまだ未適用の人も参考にしてみてほしい。


「Anniversary Update」を手動で適用する場合は、こちらにアクセスして「今すぐ入手」をクリックすると、インストール用のプログラムがダウンロードできる。


自分のPCがAnniversary Update適用済がどうかわからないときは、「設定」→「システム」→「バージョン情報」にあるバージョンの数値が「1607」になっていることを確認するとよい。

■タブレットPCを使ったメモ・ノート機能が拡充し、EdgeはChromeのような使い勝手に

 まずは今回紹介する機能を以下に整理する。

(1)Windows Inkによる手書き入力のメモ・ノート機能
(2)Microsoft Edgeのお気に入りバー機能や拡張機能
(3)クイックアクションのカスタマイズ

 細かいユーザーインターフェイスの追加やCortana検索の機能向上などの新機能もあるが、ビジネスシーンで使えるであろう3つに絞って取り上げる。

(1)Windows Inkによる手書き入力のメモ・ノート機能

 Windows Inkという手書き入力機能が追加された。「付箋」「スケッチパッド」「画面スケッチ」の3つの用途別に、手書き入力が行える。入力したメモやノートが画像として保存できる機能である。


Windows Inkはタスクバーのアイコンから起動する。アイコンが見当たらないときは、タスクバーを右クリックしてアイコンを追加する。

 
「付箋」の例。手書き入力のほか、キーボード入力により文字入力もできる。OneNoteのメモの簡易版といった感じ。

 
「スケッチパッド」による入力例。3種類のペン先と数種類の色が使える。イラストを描くことも可能だ。また、定規機能が使えるので、例えば会議の議事録を取るときの記入欄の分割などに役立つ。


「画面スケッチ」による入力例。今画面に表示している内容をキャプチャしてその上に手書き入力で追記できる。こちらも定規機能が使える。EdgeについているWebノート機能に似ているが、画面スケッチでは手書き入力した内容を画像ファイルとしてパソコン内に保存する。

(2)Microsoft Edgeのお気に入りバー機能や拡張機能

 Internet Explorerの置き換えとしたMicrosoft製のブラウザー「Microsoft Edge」(以下、Edge)に実用で使える機能が追加された。Google製のブラウザー「Chrome」のようなお気に入りバーや、拡張機能による他アプリとの連携機能などである。


お気に入りバーは、「…」の設定メニューから表示をオンにできる。オンにするとアドレスバーの下にお気に入りが一覧で表示される。

 
お気に入りバーにお気に入りを追加するときは、お気に入り追加で「お気に入りバー」を選択すればよい。


タブにカーソルを合わせるとそのタブが開いているページ内容のプレビューができる。これはChromeにはない機能だ。


拡張機能も「…」の設定メニューから追加できる。機能の追加はストアアプリから行うので、「ストアから〜取得する」をクリック。

 
ストアアプリで使いたい拡張機能を選んでインストール。するとEdgeが認識して新しい拡張機能をオンにするか聞いてくれる。9月12日時点で使える拡張機能には、EvernoteやOneNoteへの連携、広告ブロックアプリなどがある。

 
追加拡張した機能は、アドレスバーの右にアイコンが増えるのではなく、設定メニューの中にある。機能が1つのときはその機能名がラベル表示されるが、機能が増えるとアイコン表示だけになる。


戻る・進むボタンを右クリックすると表示しているページの履歴が表示できるようになった。

(3)クイックアクションのカスタマイズ

 クイックアクションは画面右下のアクションセンターのアイコンをクリックすると表示される「アクションセンター」下部に表示されているボタン類のこと。ここの表示されるボタンの位置を並べ替えたり非表示したりできるようになった。例えばモバイルPCから社内ネットワークに接続することが多いなら「VPN」のボタンだけを表示することもできるし、タブレットモードを使わないので間違ってクリックしないようにボタンを消すことができる。


図の右下に表示されているボタン群がクイックアクション。

 
「設定」→「システム」→「通知とアクション」から並べ替えができる。このボタンの追加・削除は「クイック アクションの追加または削除」から行なえる。

 ビジネスシーンで活用できる新機能として紹介したが、途中で述べたように新機能はこれだけではない。使い勝手がよくなるように、日々アップデートが提供されている。スタートメニューのボタンデザインの改良や仮想デスクトップの改良など、ふと気づくと使いやすくなっている機能があるかもしれないので探してみよう。


スタートメニューのボタンの変更。設定などのボタンがアイコン表示のみに。


仮想デスクトップの改良点。ウィンドウを右クリックすると、すべてのデスクトップに表示するなどの機能が追加されている。

文/久我吉史

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