使わないモノはネットで売って小遣いを稼ごう!ポジティブ断捨離のススメ

使わないモノはネットで売って小遣いを稼ごう!ポジティブ断捨離のススメ

@DIME アットダイム

気がつけば自宅には使わないもの、不要なものが山積み。ものによっては捨てるのもタダじゃない今、ネットを使ったオークション&ショップなら、一気に宝の山となる!?

上:ソニー液晶ハンディカム=wDCR-PC10』1998年購入
中:ヤマハ AACデコーダー『AD100』2001年購入
下:ヤマハ DSP AVアンプ『DSP-A1』1997年購入

ご覧のAV機器は記者が10年以上も前に購入し、現在は使っていないのに手放せない“ムダなもの”。これが宝の山になる、というウソのようなホントの話です。

〈ネットオークション歴10年カリスマ主婦が指南!〉

 

川崎さちえさん

All About ネットオークションガイド。2003年、ご主人が「育児に専念したい」と突如、会社を退職。家計をやりくりする川崎さんが急遽始めたのがネットオークション。現在でも毎月50点ほど売るという。

◎あなたにとって不用なものも。ほかの人は金を払っても欲しいもの

 新製品には目がないというあなた。新しい商品を購入する一方で、自宅には過去の商品が山のようにたまっていないだろうか。かくいう記者も、自宅にかつての“新製品”が山積み。「断捨離」を迫る家族のクレームにも耳を貸さず、わざわざレンタル倉庫を借りて保管している始末。

 しかし、その状況をネットオークションのカリスマ主婦、川崎さちえさんは「それこそムダ!」と一刀両断する。

「倉庫を借りている時点で不要になったものにお金をかけていることになる。しかし捨てるとしても、ものによってはタダでは捨てられません。でも、よい方法があります。それらを売ればいいのです」

 不用品を売る? それはリサイクルショップやフリーマーケットを利用するということ?

「それでは市場が限定されて、ほとんど期待できる金額にはなりません。どうせ売るならネットを活用したオークションやショッピングを利用することです。ネットの世界なら、見ている人は全国、全世界に広がるわけです」

 自分にとっては思い入れがあって手放せないとしても、10年以上も前の商品で、しかも散々使いまくったものが今の時代に果たして売れるのだろうか。いや、そもそも値がつくのだろうか。

「例えば、テープ式のビデオカメラでも、カメラとしてではなく、当時のテープを持っている人で再生用に欲しいと思う人は、ネットを介せば見つかる可能性がある。あなたにとって不用なものでも、ほかの人にとってはお金を出してでも欲しい場合があるのです」

 ネットオークション、ショッピングなら不用なものが宝の山に。その世界へ一歩踏み出してみた。

初めてのネット通販・マニュアルコミック(準備編)

●ムダなものがお金になることが大きな魅力

(1)捨てるのはタダじゃない

 不用なものは捨てる。とはいえ、家電製品は一般の家庭用ゴミとして出すことができず、有料で処分するものが多い。例えばオーディオ製品は大型小型に限らず、有料。また、たまった不用品を自治体の処分場に持ち込んでも、従量制(ゴミの量に従って料金を負担する仕組み)により有料。今や、捨てることはタダではないということを理解しておこう。

(2)ネット売買が急成長

 ネットを介してものを売買する市場が急成長している。ネットオークションはYahoo!が1999年にサービスを開始。野村総合研究所が2011年に発表した「IT市場ナビゲーター」によれば、ネットオークション市場は2014年度中に1兆1204億円に成長すると予測されている。また消費増税に関しても、個人売買が基本のオークションは除外されている。

(UP編)

●タブレットだけでも始められます

(3)何が必要?

「私の場合、『iPad mini』とパソコンがあれば大丈夫。『iPad mini』は写真撮影用。パソコンは商品を紹介するテキスト作成に使っています」

 

(4)出品するには手続きが必要

「出品者は身元を明確にする必要がありますが、決して難しくはありません。『ヤフオク!』の場合、スマホからでも登録が可能。かかる時間は10分程度です」

(5)何を売る?

「重要なのは売り手が『売れないだろう』と諦めないこと。私の場合、ブランド品の空き箱、ホテルのアメニティーだったシェーバー、数回使った化粧品も売った経験があります」

(6)写真の撮り方

「『iPad mini』で自然光のなか撮影しています。全体と特徴のあるところを撮ります。また、キズや汚れも正直に申告するために撮影。隠すことはクレームにつながります」

(7)値段のつけ方

「初めて出品するものの値づけは、過去に出品している人がいくらで売っているのかを参考にします。また、出品時は商品名と型番も正確に。落札者が検索しやすくするためです」

(8)送料について

  
同一県内に送る場合。

「送料は重要。落札する側の気持ちを考えれば、価格は送料込みがわかりやすい。送料は大きさと重さで決まります」(表はゆうパックの場合)。

(落札編)

●売ったお金は家族の余暇に使います

(9)入金について

「『ヤフオク!』の場合、ユーザー向けの『かんたん決済』がおすすめ。Yahoo! が仲介するため、出品者の口座情報が公になることはありません」

(10)評価について

「売買成立後、重要なのは落札者による評価。万一、クレームが生じた場合、私なら返金に応じます。評価のマイナスは後々の売買に響きます」

◎断捨離に有効なオークションサイト&ショッピングサイト

 放っておけば邪魔なだけ。でもネットを介せば、それがお金になることもある。川崎さんの場合、現在も月に50品ほどを出品し、平均して5万円ほど売り上げるという。

「売って生活費にしようと考えると必死になってしまいますが、私の場合、家族旅行などの余暇に使います。“売れれば儲けもの”という気軽な気持ちで出品するほうが長続きします」

 このように、一般の人が手軽に出品できるのは今回のようなオークション以外に、ネットショップのサイトで出店する方法もある。大きな違いは、ネットオークションは買い手が値段を決める要素が強いことに対し、ショップ形式は売り手が売りたい価格を決めることができる点だ。

 そこで主なネットオークションとネットショップのサイトを揃えてみた。サイトにより、特徴が異なる。どのサイトが自分の売りたいものにマッチしているのかを見極め、お得で効果的な「断捨離」を楽しんでほしい。

川崎さんが出品を目論んでいるのが友人から譲ってもらった切手。このスクラップブックからはがす方法を思案中。

●想定売価より高額落札も期待できるオークションサイト

■ヤフオク!

[手数料など]
月額410円+1か月の落札総額の5.40%
Yahoo!プレミアム会員への登録が必要。会費は毎月410円。落札総額やカテゴリーに応じてシステム使用料が付加される。

[特徴]
日本最大級のネットオークションサイト。洋服や家電製品、デジタル製品から、不動産やクルマなども取引される。料金の支払いに便利な「Yahoo!かんたん決済」など、サービスが充実。

■楽天オークション

[手数料など]
システム使用料5.4%+ポイント付与料1.08%
登録料、月額利用料、出品料は不要。落札が成立した場合、落札額に応じてシステム使用料、ポイント付与料がかかる。

[特徴]
楽天のオークションサイト。代金、個人情報、商品の流れも当サイトが仲介するので、安心して利用できる。入金用銀行口座に楽天銀行を使えば手数料は無料。振り込み日数も短い。

■モバオク

[手数料など]
月額324円
基本のシステム使用料は無料。ただし自動車(4800円)とバイク(3024円)の車体カテゴリのみ、システム使用料がかかる。

[特徴]
スマホやPCで利用できる日本最大級のオークションサイト。1円からスタートする人気のイベントも多い。落札者の支払いは郵便代引きか支払い代行サービス「モバペイ」を使用。

●いつかはお店を開きたい≠ニいう夢を叶えるショッピングサイト

■Amazonマーケットプレイス

[手数料など]
100円+販売額の8%
商品のカテゴリー別に決められている成約料と、販売したカテゴリー別の販売手数料が付加。上記はパソコンを出品した場合。

[特徴]
新品と並んで「中古商品」として出品できる。購入者は新品の価格と比べて判断することができるのが利点。本やCD、DVDなどのソフトは海外に売ることもできる。

■ZOZOMARKET

[手数料など]
販売金額の15%(クレジットカード決済などの場合)
出品は誰でも簡単におしゃれなオンラインストアを作れるサービス「stores.jp」のフリーメンバーかプレミアムメンバーの登録が必要。

[特徴]
ファッション専門オンラインマーケット。個人でも出品が可能。アプリケーションやサービスが充実し、パソコンとスマートフォンからでも簡単に出店できることが特徴。

■mixi マイ取引

[手数料など]
無料
登録や売買においての手数料は無料。売買が成立し購入金額が振り込まれる際は、振込手数料として108円を負担する。

[特徴]
SNSのmixi会員向け、フリーマーケットサービス。購入代金はmixiが仲介する「mixiあんしん支払い」を採用することで、料金の受け渡しや商品の発送も安心して利用できる。

◎各種手続き、手数料などのデータは取材時のものです。

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