「HUAWEI nova」を使ってみた - コンパクトボディに充実の機能

「HUAWEI nova」を使ってみた - コンパクトボディに充実の機能

画像提供:マイナビニュース

●快適に操作できるスタイリッシュなデザイン
ファーウェイ・ジャパンから発売されているAndroidスマートフォン「HUAWEI nova」は、スタイリッシュでコンパクトなメタルボディに、高い処理能力のオクタコアCPUや大容量バッテリ、高性能カメラなどを詰め込んだミドルレンジのモデル。最近注目が高まっているDSDS (デュアルSIM・デュアルスタンバイ) にも対応している。今回は、SIMフリースマホ「HUAWEI nova」の特徴的な機能や使い勝手をチェックしていきたい。

○コンパクトなボディは持ちやすく、快適な操作が可能

HUAWEI novaは、5.0インチのフルHD液晶を採用しており、幅が約69.1mm、奥行が約7.1mmとコンパクトなサイズに収まっている。質感の良いメタルボディは美しい曲線を描くようにデザインされており、実際に持ってみるとかなりしっくりと手になじむ。気持ちのいいホールド感で、ポケットからスッと取り出して画面を確認するのが楽しくなってくる。

背面に3D指紋センサーを搭載しており、生体認証でロック解除が行えるようになっている。インタフェースは、今後一般的になるであろうUSB Type-Cを採用している。ケーブルの向きを考えずにコネクタを挿せるのは、地味ながらストレスを感じさせないのでポイントが高い。

HUAWEI novaはミドルレンジに位置づけられているモデルだが、基本的なスペックはかなり高い。CPUにはQualcommのSnapdragon 625 (オクタコア、2.0GHz) を採用し、内蔵メモリ3GB、ストレージ32GBを搭載する。ちなみに、同じくファーウェイ・ジャパンのミドルレンジ製品である「HUAWEI nova lite」もほとんど同じような基本性能となっているが、HUAWEI nova liteではCPUにHuawei Kirin655を採用しており、ここが大きな違いとなっている (HUAWEI novaのほうが上位モデルとなる)。

少し前までは、上位モデルのHUAWEI novaがAndroid 6.0で、下位モデルのHUAWEI nova liteがAndroid 7.0を採用しているという違いがあったが、4月20日よりHUAWEI novaもAndroid 7.0へのアップデートが開始された。今回試用した端末もAndroid 6.0だったが、スムーズにAndroid 7.0へ更新することができた。

Android 7.0にアップデートできたので、特徴的な機能「画面分割モード」を試してみた。タスクキーをタップして使用中のアプリのサムネールを画面上部にドラッグすることで、2つのアプリを上下に分割して表示できる。5.0インチのHUAWEI novaでは画面が小さくて、あまり使い勝手がよくないかと思っていたのだが、意外と快適に2つのアプリを使い分けることができた。使い方によってはかなり便利な機能となりそうだ。

●デュアルSIMスロットはこうなっている
○SIMの装着から指紋認証設定を試す

HUAWEI novaはミドルレンジの製品だが、先進的な機能も多数盛り込まれている。そのうちの1つが、片方のSIMを使用している状態でもう1つのSIMも使用できるDSDS (デュアルSIM・デュアルスタンバイ) への対応だ。HUAWEI novaでは、左側面にSIMスロットに2枚のnanoSIMを装着することが可能だ。

スロット1はnanoSIM専用、スロット2はmicroSDカードとの排他利用になっている。ちなみに、スロット2もnanoSIMサイズとなっており、microSIMは使うことができない。装着したSIMは、APNを選択することで利用を開始できる。IIJmio、U-mobile、楽天モバイルC、AEON MOBILE 1など、さまざまなAPN設定が最初から用意されており、格安SIMを簡単に利用できる。

HUAWEI novaには指紋センサーが搭載されており、指紋認証によるロック解除が可能となっている。設定画面の「指紋ID」→「指紋管理」から、指紋を登録してしまえば、その後は瞬時にロック解除が行える。背面のセンサーに指を置いた瞬間に認識されるので、本当に指紋認証しているのか疑ったほどだが、別の指を置くと認識に失敗するので、正確に指紋認証が行われていることがわかった。高速で正確な指紋認証に慣れてしまうと、PINコードなどでのロック解除に耐えられなくなりそうだ。

HUAWEI novaをはじめ、ファーウェイのスマートフォンで採用されているインタフェース (EMUI) では、一般的なAndroidスマートフォンとは異なり、アプリケーション画面 (ドロワー画面) がないため、他の端末に慣れていると少々とまどうことがある。HUAWEI novaのEMUI 5.0では、設定画面の「ホーム画面のスタイル」→「ドロワー」を選択するとドロワー画面を表示させることも可能だ。ただし、インストールしたアプリをすべてホーム画面で管理するインタフェースも慣れると快適に使えるようになるので、どちらを選ぶかはユーザー次第といったところだ。

●「パーフェクトセルフィー」などカメラ機能を試す
○カメラが苦手でも自然に、おいしそうに撮れる

HUAWEI novaは、カメラ機能が充実しているのも特徴だ。明るいレンズ、広いセンサーエリアに1.25μmの大型ピクセルサイズによって、美麗な写真を撮影可能。ハイブリッド・オートフォーカス機能で高速フォーカスも実現しており、あらゆるシーンで高品質な写真を撮ることができる。筆者は撮影スキルが皆無で、「顔を撮ったら足が写っていた」というくらいのカメラオンチなのだが、そんな腕でもHUAWEI novaのカメラを使うと、自然な仕上がりの写真が撮影できた。

HUAWEI novaのカメラアプリには、便利な機能が多数搭載されている。その中のいくつかを試してみた。まずは「ナイスフード」機能。カメラアプリのメニューから「ナイスフード」をタップして選択すると、食べ物がより鮮明に、おいしそうに見える写真に仕上げてくれる。ブログで外食時のレポートなどを書く際に使うと便利そうな機能だ。

○充実のセルフィー機能

さらに、HUAWEI novaのカメラ機能でもっとも特徴的と言える、充実したセルフィー機能を試してみた。800万画素フロントカメラを使って、美しいセルフィーを撮れる機能が満載だ。まずは「パーフェクトセルフィー」。「ビューティーエフェクトを設定」というメニューから、「スムージング」「ホワイトニング」「目を大きく」「目を明るく」「スリムフェイス」などの項目のレベルを設定しておくことで、好みのエフェクトを施したセルフィーが簡単に撮影できるようになる。

「メイクアップモード」も効果的だ。撮影画面で「メイクアップ」を選択すると、画面下に「ナチュラル」「スウィート」「エレガント」などの項目が表示される。項目をタップするだけで、自動でプレビュー画面にメイクアップ処理が施され、効果を確認しながら撮影できる。試しに愛猫でメイクアップ写真を撮ってみたが、心なしか目がパッチリしてメイク効果があるようにも見えた。もちろん、人の場合はしっかり効果が体感できるので活用したい。

HUAWEI novaには、この他にもさまざまなカメラ機能が用意されており、試しているだけでもかなり楽しめる。基本性能も十分高いので、ゲームアプリなども快適に動かすことが可能だ。さらに、バッテリの持ちも長く、今回のレビューでいろいろな機能を試してみても、充電なしで1日以上使用できた。

ホールド感抜群のコンパクトボディに、充実の機能を搭載したHUAWEI novaは、ミドルレンジの枠を越えた完成度の高い端末と言える。スマートフォンをアクティブに使いこなしたいユーザーならば、選択肢に入れる価値は十分にあるだろう。
(朝岳健二)

関連記事(外部サイト)