発売直前!! あらゆる平面がタブレットになる「Xperia Touch」実機レビュー

発売直前!! あらゆる平面がタブレットになる「Xperia Touch」実機レビュー

画像提供:マイナビニュース

●触って15分で予約しちゃいました
どんな場所にでもスクリーンを投影し、タッチ、スワイプ、ピンチイン・アウト操作など直感的操作が可能なプロジェクター型Android端末「Xperia Touch」が6月24日についに発売されます。ワタシは本製品のようなミライ的デバイスが大好物です!

貸し出し機を試用してから購入をじっくり検討する予定だったのですが、試用を始めて15分で「こりゃヤバイ」と通販サイトで予約しちゃいました。と言うわけで今回は、本製品の魅力を中心にレビューします!

○Android端末としてのパフォーマンスはミドルクラス

まず基本スペックから押さえておきましょう。Xperia Touchは、OSにAndroid 7.0を搭載したバッテリー内蔵型の小型プロジェクターです。ディスプレイの代わりにプロジェクターを搭載したAndroidタブレット的な製品ですね。

約69×134×143 mm/約932gのボディに、ソニー独自の小型単焦点レンズ、反射型液晶ディスプレイデバイス「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」を搭載しており、約23〜80インチの投射画面サイズで、1,366×768ドットの画面を表示可能なポータブル超短焦点プロジェクターに仕上げられています。

1,200mAhのバッテリーを内蔵しており、約1時間の連続駆動が可能ですが、ACアダプタに接続していない間は画面最大輝度が50%に自動調整されます。バッテリー容量はせめてスマホ並みの容量を内蔵してほしかったですね。

○すべての平面を23インチタブレットとして活用可能に!

本製品最大の特徴は最短距離で投写している23インチスクリーンで、タッチ、スワイプ、ピンチイン・アウト操作が可能なこと。本体前面下部にタッチセンサー用赤外線センサーが内蔵されており、最大10点のマルチタッチを、毎秒60フレームでリアルタイムに検出します。ただし、タッチ操作は床に設置、または壁に密着しているときしか機能しません。

もうひとつの特徴は、投影切り替えが自動的に行なわれること。投写窓は前面に用意されており、投写窓を横に向けると床側に、投写窓を上に向けると壁側に投影が開始されます。本体底面にレーザーAFセンサーが内蔵されており、自動的に映像の焦点を合わせるので、設置方法を変えるたびに設定変更する必要はありません。

●日中室内でも使える明るさで投影可能
本製品のプロジェクター部の明るさは100ルーメン。実際に電源を入れるまでは視認性に不安を感じていましたが、少なくとも23インチサイズで表示しているときは、室内であれば日中や室内光下でも十分な視認性が確保されていました。

ただし投影面の色が濃いとさすがに視認性が大きく低下するので、できるだけ明るく、色の薄い壁、床、テーブルの上で利用したほうがいいです。もし暗く、色の濃い壁、床、テーブルしかないのなら、投影用に画用紙などを用意しましょう。

○だいたいのコンテンツは難なく再生! タッチ位置に若干注意

肝心要の操作感はスペックどおりの仕上がりです。遅延はまったく感知できませんし、位置精度も画面全体でずれはありません。「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」などの音ゲーを違和感なくプレイできるレベルなので、操作性に不満を感じることはないでしょう。

ただし、試用していてタッチ操作に関して2点気になることがありました。Xperia Touchでは10点のマルチタッチに対応していますが、実際にソフトウェアQWERTYキーボードをすべての指でタイピングしようとすると誤入力が多発します。また、人差し指でなく中指で操作しようとすると、誤認識が発生しました。

本製品は、赤外線センサーで映像の投写面の真上をスキャンして指を検知しているのですが、その反応が敏感すぎるために、意図せぬ誤入力が発生しているようです。

○部屋を暗くすれば動画鑑賞できる明るさに

なお前述の通り、Xperia Touchは投影面から25cm離すと80インチサイズで投写可能ですが、室内光ではほとんど見えませんでした。基本的に80インチサイズで使用する際には、遮光カーテンを閉めて、室内光を消すことが最低条件と考えたほうがいいでしょう。

●投写&大画面ならではの新しい使い方が楽しい!
Xperia Touchを使ってみて強く感じたのが、タブレットが大画面になるだけで新たな活用方法が可能になるということ。10インチクラスのタブレット端末は基本的にはひとり用の端末ですが、23インチクラスであれば複数人で操作可能です。家族で遊ぶタブレット端末としても楽しさが広がりそうですが、オフィスの打ち合わせスペースに設置してあれば、プレゼン資料の閲覧、修正も捗りそうです。

そして個人的に最も魅力的に感じたのが、木の板や画用紙をスクリーンにしたときの温もり感です。ガラスのディスプレイにはどうしても冷たい感触が拭えませんが、木の板や画用紙の上で指をすべらすと、表面の質感がなんとも心地いいんです。

さんざん遊んだゲームでも、画面サイズが大きくなるだけで、新たな魅力を発見できます。また、飽きるほど使い込んだアプリでも、複数人で操作できるだけで新たな活用方法が生まれます。筆者はせっかくXperia Touchを購入したのですから、さらにじっくりと日常的に利用して、従来のスマホやタブレットとは異なる活用方法を模索したいと考えています。
(ジャイアン鈴木)

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