ローランド、米Studio Electronics社と共同開発による小型アナログシンセ

ローランド、米Studio Electronics社と共同開発による小型アナログシンセ

画像提供:マイナビニュース

ローランドは、コンパクトな筐体に本格的なサウンド詰め込んだ「Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ」の新モデルとして、米Studio Electronics社と共同開発したアナログシンセサイザー「SE-02」を7月に発売する。価格はオープン。市場想定売価は、税込で70,000円前後となる模様。

同製品は、ローランドの「Roland Boutiqueシリーズ」の新ライン「Roland Boutique Designerシリーズ」として発売される、モノフォニックのアナログシンセサイザー。米Studio Electronics社との共同開発によるもので、音源部分をStudio Electronicsが、その他のデジタル制御部分および機構/生産設計をローランドが手がけている。

「Roland Boutiqueシリーズ」共通仕様であるA4サイズ半分程度という小さな筐体にあらゆる機能を集約しており、つまみで操作しながら本格的なアナログシンセサイザーの音づくりが楽しめる。専用の小型鍵盤ユニット「K-25m」をセットすることで、卓上サイズの鍵盤付きシンセサイザーとしても演奏できる。

音のキャラクターを特徴づけるオシレーター部は、3つのVCOで構成されており、各オシレーターの波形を三角波、のこぎり波、矩形波など7種類から選択でき、「オシレーター・シンク」や「クロスモジュレーション」も装備したことで、複雑な波形を作り出せ、自由度が高く重厚なサウンドクリエイトが可能だ。フィルター部は、急峻な減衰特性を持つ24dB/octのローパスフィルターで構成。ピッチや音量を揺らして音に周期的な変化(うねり)をつけるLFO(Low Frequency Oscillator)は、サンプル&ホールドも含めた9種類の波形から選択できる。プリセットサウンドは384で、プログラムメモリーは128。ビンテージサウンドから最新のサウンドまで幅広い音づくりができ、プリセットを変更して新しい音色を作った際、パネル設定を記憶させることもできる。

MIDI同期信号に対応した16ステップシーケンサーは、ステップごとに、音の長さを制御するゲートタイム、ステップ間のピッチ変化を滑らかにするグライドの設定も可能。一つの128のパターンを扱える「パターンシーケンス」には、一個につき、パッチ(音色)・ナンバー、シャッフル、スケールを記憶することができ、最大16パターンで構成されるソングは、本体に16個まで記憶できる。トリガー端子とCVインプット端子を備えているので、トリガーアウトできるリズムマシンや他のビンテージシンセサイザーなどと接続でき、USBケーブルでパソコンに接続し、USB MIDIとUSBオーディオの情報をやりとりすることも可能だ。さらにディレイ(反響)エフェクトを装備し、奥行きのある音作りができるようになっている。

関連記事(外部サイト)