IIJ、N響の公演をDSD11.2MHzハイレゾ音源で配信する試み

IIJ、N響の公演をDSD11.2MHzハイレゾ音源で配信する試み

画像提供:マイナビニュース

インターネットイニシアチブ(IIJ)は7月4日から、個人向けハイレゾストリーミングサービス「PrimeSeat」において、NHK交響楽団(N響)の公演をDSD11.2MHzハイレゾ音源で配信する。DSDは、ハイレゾ音源フォーマットの一つ。

提供するコンテンツは、2017年5月、6月にミューザ川崎シンフォニーホールで行われた「明電舎創業120周年記念/N響 午後のクラシック」の第2回公演と第3回公演。配信期間は第2回公演が6月13日から7月31日までで、DSD11.2MHz配信は7月4日から。第3回公演は7月4日から8月31日まで。曲目は以下の通り。

第2回公演
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
リムスキー・コルサコフ/スペイン奇想曲 作品34
チャイコフスキー/幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」作品32 ほか
第3回公演
モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
モーツァルト/フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
モーツァルト/交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 ほか

今回のDSD11.2MHzハイレゾ音源配信は、電子楽器の製造・販売を行うコルグとの共同開発により実現した世界初(IIJ調べ)の試みとなる。DSD11.2MHzは、ハイレゾ音源の中でも最高音質のフォーマットとして、音楽CDの256倍という膨大な情報を持つ。

DSD11.2MHz以外にも、DSD5.6MHz、PCM96kHz/24bitで配信される。今回の配信を聴くには、専用のソフトウェア「PrimeSeat」をインストールしたPCが必要。対応OSは、Windows 7 SP1 / 8.1 / 10、およびmacOS 10.10 / 10.11 / 10.12となる。また、オーディオデバイスとして以下が必要。

Windows環境はWASAPIまたはASIOに対応したもの(DSDネイティブ再生にはASIO DSDモードに対応したオーディオデバイスが必要)、macではCore Audioに対応したもの(DSDネイティブ再生にはKORG DS-DACシリーズ、またはDSD over PCM Frameに対応したオーディオデバイスが必要)。

注意点として、DSD11.2MHzコンテンツの再生には、常時24Mbps以上の通信速度が必要とされている点がある。詳しくはPrimeSeatのホームページを参照してほしい。
(瀬尾俊輔)

関連記事(外部サイト)