夏休みの自由研究にぴったり? プログラミングの基礎を学べる知育ドローン「Airblock」

夏休みの自由研究にぴったり? プログラミングの基礎を学べる知育ドローン「Airblock」

画像提供:マイナビニュース

●遊びながらプログラミング学習
ソフトバンク コマース&サービスは、プログラミングの基礎を学習できるドローン「Airblock」(エアブロック)を7月14日に販売開始する。希望小売価格は税別22,000円。本稿では、都内で行われた商品発表体験会の模様をお伝えする。

Airblockは、教育用ロボットの開発・製造を行うMakeblock社が開発した製品。発泡ポリプロピレンを使用した7つのパーツをマグネットで結着する構造で、ドローンやホバークラフトなど、任意の形状に変形して遊ぶことができる。iOS・Android向けに提供されるアプリを使えば、Bluetoothでペアリングしたモバイル機器で操縦が行える。

「遊びながらプログラミング学習できる知育ドローン」というのが、本製品の大きなアピールポイント。Scratchを基礎としたビジュアルプログラミングソフトウェアを使うことで、専門知識がない子どもでも離着陸、旋回、宙返りなどのアクションをプログラミングできる。

ドローンモードの場合、サイズはW222×H230×D53mm、重量は約150g。連続操縦時間は、ドローンモードなら8分、ホバークラフトモードなら16分となっている。対象年齢は8歳以上。なお、カメラは搭載していない。

●Airblockの安全性を考える
○Airblockはどんな製品?

ユニークな発想で開発されたAirblockだが、気が付いたことを書いていく。まず、対象年齢が8歳(小学二年生)以上ということで、親が子どもに買い与えるプレゼント需要も大きいと想定される。そこで気になるのは安全性だ。Airblockは安全なドローンと言えるだろうか。

体験会では、報道陣にAirblockを飛ばす機会が与えられた。そこで何度か目にしたのは、操作に不慣れな記者が壁にAirblockをぶつけ、パーツが7つに分離して墜落する場面。それなりの衝撃が加わると、うまく分離することで危険を回避できるようになっているらしい。パーツは発泡ポリプロピレンで保護されているうえ、質量も約150gと大きさのわりに軽量だ。このため当てられた側に大きな衝撃はなく、ドローン自体も傷付かないことが予想される。

しかし、プロペラに指を巻き込んで怪我をする可能性はある。実際、会場でAirblockが頭上スレスレに飛んだときなどは、プロペラの回転音の大きさに驚いた。これについて説明員に聞いたところ「回転数が最大のときは飛行中なので、指を巻き込む機会は少ないと思われます。離着陸時の羽の速さであれば、大きな怪我にはつながりません」との回答だった。

Airblockのボディは大きく軽い。このため、風の吹く屋外ではどの程度遊べるかは未知数だ。天候によっては、風に流されてしまうこともあるだろう。

また、送信機(プロポ)がないことをどう捉えるか。物理スティックがあれば繊細な操作も可能だが、スマホのアプリでは慣れないうちは力加減が難しい。もっとも、慣れの問題と言えばそれまでのこと。そういう面でも、衝突や墜落を繰り返しても許されるタフなドローンであることは心強いポイントだ。ちなみに、パーツはバラでも販売される予定だという。例えば、プロペラのユニットがひとつ故障してしまったといった場合にも、そのパーツだけ買えば対処できる、との説明だった。

惜しいのは、カメラが搭載されていないことだ。いまや、2〜3千円の玩具のドローンにもカメラが搭載されている時代である。ましてプログラム制御が売りのAirblockなら、「どのタイミングで撮影するか」などの選択肢を加えられたはず。拡張性に優れた製品なので、今後のアップデートや追加モジュールの発売などで、カメラ撮影にも対応することを大いに期待したい。

このように、アイデア次第で様々な楽しみ方ができそうなAirblock。販売チャネルはSoftBank SELECTION、Amazonなどのオンラインショップ、およびビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオンなどの家電量販店を予定している。なお、販路は順次拡大していくとのこと。先の説明員は「夏休みに間に合いました。是非、お子さんの自由研究に利用していただけたら」と声を弾ませていたが、個人的には「子どもだけが使うのはもったいない」とも思った次第。実際、子どものために買ってあげたものの、大人の方が熱中してしまった、そんな報告がこの夏相次ぐのではないかと期待している。
(近藤謙太郎)

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