「ニコン フォトコンテスト2016-2017」授賞式、約76,000点から選ばれたグランプリ受賞者が喜びを語る

「ニコン フォトコンテスト2016-2017」授賞式、約76,000点から選ばれたグランプリ受賞者が喜びを語る

画像提供:マイナビニュース

ニコンは7月27日、「ニコン フォトコンテスト2016-2017」の授賞式を行った。「ニコン フォトコンテスト」はニコンが1969年から開催している世界最大規模の国際写真コンテストだ。36回目の開催となった今回は、Celebrationがテーマの「ニコン創立100周年記念部門」、Futureがテーマの「Next Generation部門」と「一般部門」の3つの部門を設け作品を募集。世界170の国と地域から計21,511人、76,356点の応募があった。

授賞式で最初に表彰されたのは、「応募者が選ぶグランプリ」(全作品の中から応募者の投票により選出)を受賞したアメリカのDorte Verner氏。作品名は「Disappearing fishing method by Moken」(消えゆくモーケン族の漁)。Verner氏は、「部族など、弱い立場の人々に対し、声援を送ることができた。モーケン族がいなければ、たとえニコンのカメラがあっても写真を撮ることはできなかった」と被写体となったモーケン族への感謝を表した。Verner氏には副賞として、「Nikon D810」と、標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」が寄贈された。

次に、「グランプリ」を受賞した中国の田??(Tian Yuan Yuan)氏。作品名は「休」。田氏は、「撮影にあたり、好きであるということ、学ぶということを心掛けている。写真を愛し、学ぶことを絶えず続けていきたい」と撮影に対する心構えを熱く語った。田氏には副賞として、「Nikon D5」と、標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」が贈られた。

最後に、「ニコン創立100周年記念グランプリ」を受賞した、イタリアのAnnamaria Bruni氏が登場した。作品名は、「Greeting to the Sun」(太陽を迎える祈り) 。Bruni氏は、「撮影はエジプトのカイロにある、ナディーナの家で行った。ナディーナの祖母は毎朝、感謝の祈りをささげていた。写真は、たおやかな宗教であるイスラム教への賛辞を表している」と作品を解説したほか、被写体となったナディーナの祖母や、撮影に協力してくれたパートナーへの感謝を語った。Bruni氏には副賞として、「Nikon D5 100周年記念モデル」と、50万円が贈呈された。

審査委員長のNeville Brody氏は、「3日間部屋に閉じこもり、審査を行った。非常に難しい審査だった」と切り出し、「写真家たちは、詩人なのだ。写真というのは、私たちが何者であるかを教えてくれる。消えゆく世界、脅威にさらされた世界を我々に見せてくれた」と総評をまとめた。

授賞式の会場では受賞作品のほか、ニコン創立100周年を記念したカメラやレンズ製品などの展示が行われた。「Nikon 100周年記念 ピンバッジコレクション」や「Nikon 100周年記念 クリスタルクリエーション ニコン I 型」のほか、「D500 100周年記念モデル」や「D5 100周年記念モデル」などを見ることができた。

なお7月29日から8月2日まで、東京・代官山のT-SITE「GARDEN GALLERY」にて、「ニコン フォトコンテスト 2016-2017フォトエキシビション」が開催される。開館時間は11時から19時まで。同イベントは世界各地で開催の予定で、開催日程や会場については順次、公式ウェブサイトにて告知される。
(瀬尾俊輔)

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