“ごろ寝で動画”族に伝えたい!ハンディトラックボールがやたら快適だぞ!

“ごろ寝で動画”族に伝えたい!ハンディトラックボールがやたら快適だぞ!

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<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
お正月。年に一度、“ごろごろ”や“ぐうたら”を堂々とできる時季(個人の感想)。12月半ばには、すでに「今回の正月休みは、寝転がりながらネット動画やサブスクで映画を観まくってやろう」と固く決意していました。

なぜなら、エレコムのハンディトラックボール「Relacon」(実勢価格:8200円前後)なるものを見つけてしまったから。そして即購入してしまったから。

マウスなどと同じ入力機器であるトラックボール。それをワイヤレスにして、さらに手で握れるサイズにしたのが、この「Relacon」です。RelaxとControllerを合体させたであろうネーミングからも分かるように、本当にリラックス=ぐうたらしながらPCやタブレットを操れる、ごろ寝族歓喜の製品なんです。

■普通にマウスとして使えるのか?
カタチは、プレステのコントローラーを握る部分だけにしたようなイメージ。そこにいろいろボタンが付いています。

接続はBluetoothで行います。ちなみに2.4Gの無線で接続するレシーバー付きのタイプ(実勢価格:7100円前後)もラインナップしています。

なんだか複雑そうではありますが、使ってみなきゃわからない。ということで、さっそくノートPC(Windows 10)に接続。

ペアリングすれば設定完了。ボールをころころしてみると…、操作性は悪くない。Bluetooth4.0対応なので、約10m離れたところからでも使えるとのこと。スチール製の机などにPCを置いても約3mは離れられます。とはいえ、たかだが14インチのノートPC、そんなに離れたら画面がよく見えないかも。

そしてポインターの動きが速いなと思った時は、サイドのスイッチで切り替えが可能になっています。スピードは3段階用意されていますが、そこまで画面解像度が高くないのであれば、おそらく一番遅くしてもいいかも。

ちなみにポインターの速度は、Windowsの場合は「マウスのプロパティ」→「ポインター オプション」→「ポインターの速度を選択する」、Macの場合は「システム環境設定」→「マウス」→「軌跡の速さ」でも設定できます。でも、いちいち開くのめんどくさいですからね。これは助かります。

Windowsなら、ホイール1目盛りあたりのスクロール行数も設定できます。これは「マウスのプロパティ」からしかできません。

そして肝心の左クリック、右クリックは、Lボタン、Rボタンになります。

まぁ予想通りなんですが、ドラッグ操作は慣れが必要かと。人差し指でLボタンを押しながら親指でボールを転がす。最初は押すボタンの位置を考えながら操作することになるはず。とはいえ、そもそもこの「Relacon」、複雑なPC作業をするために作られたものではないので仕方なしですね。

よしこれで準備完了。お待ちかねのYouTube鑑賞といきましょう!

■Windows PCはOK! じゃあiPadでも使えるのか
まずは寝っ転がって、PCを置いて…。YouTubeを開いて…

再生! おぉ快適!

手の向きやマウスの向きに関係なくポインターを動かせて、かつクリック操作もできる。これまでごろ寝時は、PCのタッチパッドをいじっていたんですが、その動きから解放されるだけでもこんなにラクなのか、と。

しかもマウスと同じ操作ができるから、広告のスキップだって楽勝! 途中で停止も、音量の上げ下げもすべて手元でできちゃいます。これはたまらん。

さらに、ホイールの横にある左右ボタンはブラウザ操作に対応していて、左を押せば1ページ戻って、右を押せば1ページ進む。いちいちブラウザの戻るボタンまでポインターを動かさなくてもいいんです。ごろ寝しながらのPC操作をこれだけできるなら文句なし。しかもメディアコントローラーで再生や音量調整が簡単。さすが動画向けと謳っているだけはあります。

でも動画用端末といえば、忘れてはいけないのがiPad。この「Relacon」、iPadでも使えます。ということでチャレンジ!

接続は普通にBluetoothでペアリングすればOK。あっという間です。でもこれだけではまだ使えません。そもそもタッチ操作が前提となっているタブレット端末なので、マウス系の入力機器を使用する設定にはなっていません(キーボードの方が接続は簡単)。ひとつ設定を変更してやる必要があります。

「設定」→「タッチ」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」に行き、「AssistiveTouch」をONにします。これでようやくポインターが現れます。

とはいえ、まだこのままではWindowsでの使用時と同じ機能を使えません。そもそも、タブレットのようなタッチ式端末とPCとでは、選択時の操作も異なります(タップとダブルクリック)。

ちなみにiPad OSでのデフォルトの設定は、Lボタン=シングルタップ、Rボタン=メニューを開く、ホイールクリック=ホーム、になっています。他のボタンには何も操作が割り当てられていません。なので、画面のスクロールもできない! ごろ寝でこれは痛い! ということで設定していきましょう。

「Relacon」接続時に「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」→「デバイス」と進むと、「ELECOM Relacon」が出ています。これをタップ(Lボタンクリック)すると、デフォルトのボタン設定が出てきます。

ここで、残りのボタンに機能を割り当てていきます。「追加のボタンをカスタマイズ…」をクリック(タップ)し、割り当てたいボタンを押せばOK。ホイールでスクロールできないかと思い、ホイールを回してみたのですが反応なし…。ということで、ホイール横にある左右ボタンにスクロールを割り当てます。無念ですがブラウザの戻る/進むは諦めます。

「追加のボタンをカスタマイズ…」をクリック(タップ)して右ボタンを押すと割り当てられる機能が出てきました。どうやら右ボタンは「ボタン5」のようです。

ということで、右ボタン(ボタン5)は「上にスクロール」、左ボタン(ボタン4)は「下にスクロール」を割り当てました。

試してみると、どうやら1回押すと1画面分上下に画面が動く模様。この設定にしておかないと、Lボタンを押しながらボールを転がしてスクロールだったので、かなり快適になりました。ブラウザのバック機能をボタンに割り当てられなかったのは残念ですが、ボタンでスクロールをできるだけでも御の字です。

ちなみに「Relacon」接続時もタッチ操作は可能です。当たり前ですがタッチ操作のほうが早いので、「Relacon」は動画閲覧中の音量上げ下げや再生/停止などの操作で使うのが正解かも。それ以外の複雑な操作は、タッチすればいいかと。ごろ寝時も、タッチ操作なら苦じゃないですからね。

バッテリーは積んでおらず、単4乾電池2本で動きます。マウスみたいなものなので、そこそこ保つのでないかと。なかなか接続しなくなったら、おそらく電池がかなりへたってるので交換しましょう。付属の乾電池はあっという間になくなります(笑)。

またスタンドも付属しています。裏面にゴムが付いていて、簡単には動かないのはうれしいところ。

スポッとハマって、結構安定しますよ。
*  *  *
iPadよりはPCの方が画面が大きいので、正月はPCと「Relacon」でAmazonプライムビデオ三昧でした。文字入力は当然できないので検索して調べものなどはできませんが、AmazonプライムビデオやYouTube、AbemaTVなど見たい動画サイトをブックマークに入れておけば、「Relacon」だけですぐにアクセスできます。Chromeであれば、URLの真下に表示されるブックマークバーに入れておくのがオススメです。

それに今回は試さなかったのですが、Androidにも接続可能です。ということは、Android TV内蔵のテレビなら使えるかも。だったらBluetooth接続よりも2.4Gで接続した方がいいのか? みたいなことを考えてしまいました。

とはいえ、なんと言ってもこの「Relacon」が活きるのは、やはり動画サイト閲覧時。だからこそメディアコントローラーが付いているわけだし。今後も、ごろ寝で動画時は活躍してくれそうです。

>> エレコム Bluetoothハンディトラックボール「Relacon」

 

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