睡眠時無呼吸症候群も感知可能なスマートウォッチ誕生!

睡眠時無呼吸症候群も感知可能なスマートウォッチ誕生!

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心筋梗塞や狭心症に代表される心疾患は、生命維持に直接関わる恐ろしい病気。日頃どんなに健康管理に気をつけていても、不定期に現れる不整脈などは自覚しにくく、早期発見はなかなか難しいのだそうです。特に心臓に負担がかかる激しい運動をする人であれば、日常的にチェックするのが理想だけど、本格アスリートではない限りそこまでのケアは現実的ではありませんよね。

この解決に向けて大きな一歩を踏み出すためのツールが、アメリカ・ラスベガスで開催されたCESにて発表されました。2008年の設立以来一貫してコネクテッド・ヘルスに取り組んできたWithings(ウィジングズ)社が手掛けた最新スマートウォッチ「ScanWatch」(249ドル〜、日本発売未定)は、不整脈のリスクや睡眠時無呼吸症候群を客観的に測定できる、世界初のハイブリッドスマートウォッチです。

「ScanWatch」は、自覚しにくい循環器系疾患や睡眠に関する問題の早期発見を目指して開発されました。医療レベルの心電図をいつでも手軽に測定、また心拍状態を日常的にチェックすることで、見逃されがちな心房細動や不整脈を早期に発見できるのです。

「なんだか動悸がする」「脈がちょっとおかしいかも」と感じたら、側面のボタンを押してベゼルの両端にタッチ。たったこれだけで即心電図の測定をスタート、30秒後には電気信号の解析結果を画面に表示してくれます。測定結果は自社開発の専用アプリで管理でき、推定される症状や評価も合わせて表示してくれます。見逃しがちな症状にいち早く気づくことができるのはもちろん、専門医を受診する際にも正確な履歴を伝えられるようになるのは、治療を受ける上でも大きなメリットです。

さらに大きな利点として、自覚のない不定期な心房細動の症状がチェックできることが挙げられます。日常的に身につけていることでユーザーの心拍を継続的に測定、平時と異なる異常な心拍が感知されると、画面に心電図測定を促すアラートを表示。心電図を測定して異常が見つかれば、症状の早期発見・早期治療にもつなげられます。

またもうひとつ、大きな特徴といえそうなのが、睡眠に関する各種測定機能の充実です。睡眠の長さや深さ、中断数などを測定、睡眠パターンの高度な分析を行うことで、日々の睡眠の質を確認することが可能に。加えて本体に内蔵する酸素飽和度センサーが睡眠中の酸素飽和度の推移を測定、呼吸の乱れによる異常値を感知して、本人が自覚しにくい睡眠時無呼吸症候群を認識できるというから驚き!

もちろん一般的なアクティブトラッカー同様、歩数や走行距離などの運動量や消費カロリー表示などのライフトラッキング機能も装備。また酸素飽和度によって運動強度のレベルを推定、効率よいトレーニングをサポートしてくれる機能も搭載。より安全に、より早く目標に到達したい人なら、まさにうってつけのウエアラブルツールといえそう。シックで洗練されたモノトーンのルックスも魅力です。

商品化は、まずは北米とヨーロッパで2020年第2四半期中の発売を予定しているとのこと。予定価格は38mmモデルが249ドル、42mmモデルが299ドル。

残念ながら現時点では日本での発売は未定とのことですが、「こんなの欲しかった!」という人はきっと多そうです。

>> Withings

 

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(文/&GP編集部)