ガラケーっぽさが懐かしい!折りたたみ5Gスマホ「motorola razr 5G」まもなく日本上陸!

ガラケーっぽさが懐かしい!折りたたみ5Gスマホ「motorola razr 5G」まもなく日本上陸!

ガラケーっぽさが懐かしい!折りたたみ5Gスマホ「motorola razr 5G」まもなく日本上陸!の画像

ガラケー時代に全世界的なヒットを記録した、超薄型携帯電話「Motorola RAZR」。そのデザインコンセプトを受け継ぐ「motorola razr 5G」が3月下旬以降に発売されます。折りたためるディスプレイを搭載した5Gモデルで、ソフトバンク版とSIMフリー版が登場。懐かしさと新しさ、使いやすさと先進性を両立させた新機軸モデルです。いち早く触れてみたインプレッションも併せて紹介します。

 
■折りたたんだ状態でもほとんどの機能を利用可能
motorola razr 5Gは、約6.2インチの有機ELディスプレイを搭載。縦横比が21:9の細長い画面です。普段は、これをパタンと折りたたんで持ち歩けます。そのときのサイズは高さ91.7×幅72.6×厚さ16.0mm。手のひらに収まるほどのサイズ感です。

なお、折りたたんだ状態でも、約2.7インチの「クイックビューディスプレイ」を利用でき、メッセージを確認したり、マップを見たり、写真を撮ったり、音楽を再生したり、ほとんどの機能が使えます。ここにPayPayのQRコードを表示させて決済、といった今時の使い方もできます。

オープン時のサイズは高さ169.2×幅72.6×厚さ7.9mm。折りたたみ式のガラケーがテンキーの部分も含めてフルスクリーンになったような印象です。縦向きでは電話をかけたり、Webをチェックしやすく、横向きにするとワイドな画面で動画やゲームを楽しめます。

カメラは、アウトカメラが4800万画素。4つの画素を1つの画素として使って、効率よく光を取り込むクアッドピクセルテクノロジーを採用。薄暗い場所でも素早くピントが合い、鮮明な画質で撮影できます。なお、アウトカメラは折りたたみ時には自分撮りに使えるので、セルフィーを存分に楽しみたい人にも満足度は高そうです。インカメラは2000万画素で、こちらはビデオ通話に重宝しそうです。

CPUはSnapdragon 765G(最大2.4GHz オクタコア)で、メモリはRAMが8GB、ROM(内部ストレージ)が256GB。最上位の仕様ではありませんが、限りなくハイエンドに近いスペックと言えます。バッテリーは2800mAhなので、5Gスマホとしては少なめです。

ソフトバンク版とSIMフリー版が発売されますが、どちらもスペックは共通。5GはSub6(6GHz以下の周波数帯)にのみ対応し、日本国内の通信事業者が使う周波数帯をカバーしています。ソフトバンク版にはSIMロックがかかっているので、ほかの事業者のSIMで使うにはSIMロック解除が必要です。SIMフリー版はnanoSIMに加えてeSIMも追加でき、2つの回線を同時に使うことができます。

モトローラのスマホには「Motoアクション」という、便利な独自機能が搭載されています。端末をひねってカメラを起動させたり、振ってライトを点灯させたりできるものですが、それらもまるごと継承されています。

 

■手にしただけでわかる上質感
motorola razr 5Gの前に、アメリカでは4Gの「motorola razr」が発売されています。筆者は、海外の展示会でそれに触れたことがあるのですが、懐かしさもあり、同時に近未来感もある使用感にドキドキしました。

満を持して日本に上陸した2代目、通信方式が5Gに進化したrazr 5Gは、ボディの質感がグンと向上していました。メタルとガラスを用いた艶やかなボディは、手に優しく吸い付くようにフィットし、頑丈で上質な素材を使っていることを体感できます。

折りたたみ時は、ディスプレイにダメージを与えないかと心配になるほど、隙間なくピッタリと折りたためます。しかし、開くと、折り曲がる場所の凹みなどは見当たらず、フラットなスクリーンを使えます。

開閉ボタンは搭載しておらず、片手で持って片手で開けるのが理想的な開き方。ですが、慣れると片手で持って隙間に指先を入れ、端末の上側を跳ね上げるように開けられます。この端末は、友人・知人に見せびらかすには格好の端末です(笑)。買った人は、かっこいい開け方・閉じ方を習得すべきかも。

短い時間ながら、razr 5Gに触れてみて、大きな利点と感じたのはガラケーに近い操作感。開くと縦に長いので、通話がしやすく、片手での文字入力もしやすい印象。デザイン面でのアクセントにもなっている背面の指紋センサーもちょうどいい位置にあります。ポケットに収めやすいので、ワークアウトとの相性も良さそうです。

 
■ソフトバンク版とSIMフリー版、どちらを買うべきか?
ソフトバンク版の価格は19万8000円(税込)で、2年後の機種変更の際に端末を返却する「トクするサポート+」を利用すると、実質9万9000円で購入できます。SIMフリー版は17万9800円(税込・MOTO STORE価格)で、一部の量販店やeコマース、MVNOでも販売予定。いずれも3月下旬以降の発売予定です。

ソフトバンク限定の「motorola razr 5G 発売キャンペーン」も実施されます。発売日から6月30日までにソフトバンクでrazr 5Gを購入し、キャンペーンサイトから応募した先着1000名に、BEAMSがデザインしたオリジナルTシャツがプレゼントされます。

とにかく安く使いたい人には、「トクするサポート+」を利用してソフトバンク版を買うのがおすすめ。早く購入すれば、限定Tシャツももらえます。

デュアルSIMで使いたい人や、毎月の利用料をセーブしたい人はSIMフリー版を選ぶのが賢明。MVNOはIIJmioとQTmobileでの取り扱いが決まっていので、SIMとのセットで安く販売される可能性もあるでしょう。

モトローラのフラッグシップモデルであり、お値段はそれなり。2〜3万円台で買える5Gスマホがある中、かなり高いと言ってもいいでしょう。3眼や4眼が当たり前の中、メインカメラは1眼。おサイフケータイも付いていません。でも、そんなことが些細なことと思えるほど、グサッと刺さったあなたは買うべきかも。

>> モトローラ

 

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

【関連記事】

◆通信プラン見直しの好機である今春、iPhone SE(第2世代)は選ぶべき端末なのか
◆約25万円のプロ向けスマホ「Xperia PRO」って何ができるの?
◆定番から個性派まで百花繚乱な2020年を代表するスマホ6選【GP AWARD 2020】

関連記事(外部サイト)