子供にも!格安SIM×旧端末でiPhoneを月額1,000円代で持つ方法
2020年02月28日 10時05分 IT小ネタ帳

子供にも!格安SIM×旧端末でiPhoneを月額1,000円代で持つ方法
連絡用や防犯対策にと、我が子にスマホを持たせる家庭が増え続ける中、子供たちの間では依然iPhone人気が広がりをみせています。親子でiPhoneを使えば管理・見守りは楽になるというメリットもありますが、維持費が高くなりそうという懸念の声も。子供に格安でiPhoneを持たせる方法はあるのでしょうか。
◆小学生・中学生のスマホ利用の実態とは子供にスマホをいつから持たせるべきか。
これは、子供を持つ家庭で一度は浮上する話題。連絡手段や防犯対策、見守りだけを目的とするならキッズ携帯でも事足りるのかもしれませんが、子供の自主性や将来性を考えると、早くからスマホを持たせることのメリットもうなずけます。
中学生にもなると、周囲のスマホ利用率が一気に上昇するため、自分の子供だけ持たせない理由が見つけにくくなります。高校生のスマホ普及率は、大人のそれを上回るという調査結果もあるほど。
ここで、青少年のスマホ利用率を見ていきましょう。内閣府が青少年およびその保護者を対象に行なった「平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」(平成31年3月)によると、小学生、中学生、高校生のスマホ利用率は、以下の通りです。
・小学生:29.4%
・中学生:58.1%
・高校生:95.9%
(※出典「平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」)
同じ調査方法で行われた平成26年度のデータと比較してみると、
・小学生:+12.3%
・中学生:+16.2%
・高校生:+5.2%
と、小・中学生ほど伸び率が大きくなっています。
◆子どもにはいつ頃からスマホを持たせるべきかでは実際、子供がいくつになったらスマホを与えればよいのでしょうか。
正確な答えは誰も提示できませんが、東京都が2019年5月に発表した「家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査結果」にある「スマートフォンを持たせた時期」に関するデータは、ひとつの目安を与えてくれそうです。
まずは、年次別のデータを見ていきましょう。
・1位:中学1年生 27.6%
・2位:小学5〜6年生 20.6%
・3位:高校1年生 11.5%
(※出典「家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査結果」)
この数字から、小学校高学年から中学1年生の間にスマホを持ち始める子供が全体の半数近くを占めていることがわかります。
一方、年次ではなく、小学生、中学生、高校生というカテゴリ別に分けて集計すると、
・小学校入学前〜小学生 44.5%
・中学生 42.3%
・高校生 13.3%
という結果が。なお、前年の調査結果は、小学生31.9%、中学生47%、高校生20.5%。この数字からも、スマホを持つ時期が低年齢化していることがわかります。
◆学生たちから人気を集めている機種は断トツでiPhone高校生に人気が高いスマホといえば「iPhone」。
理由として多く挙げられるのは、
・友達がみんなiPhoneを持っているから
・ケースが豊富だから
といった意見です。なかでも女子のiPhone所持率は高く、その傾向は高校生だけでなく中学生にも浸透しつつあるようです。
スマホを所有する12〜18歳の中高生男女を対象にMMD研究所が行った「2018年9月 中高生のスマートフォンシェア調査」によると、中高生が利用するスマホの割合は「iPhone:74.2%」で、なかでも女子中学生は73.7%、女子高生に関しては84.9%という高い数字が!
いずれの結果からもiPhoneに対する中高生の高い関心が伝わります。
小学生がiPhoneを欲しがるケースも増えていますが、こちらは「小さい頃から親のiPhoneやiPadを使ってきたから」という、中高生とは違う理由が考えられます。
扱い方を覚えてその快適さに気づけば、自分専用のiPhoneが欲しくなっても不思議はありませんよね。
◆人気のiPhoneを安く使うには旧モデル&格安SIMを利用「iPhoneが欲しい!」とは言っても、価格などの理由から最新機種はちょっと……など、そこまでこだわる意見はごく少数のよう。「最新OSで動作するiPhoneなら機種モデルはかまわない」というのが、彼らの本音なのかもしれません。
そこで活用したいのが、旧モデル。
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